北の風に乗ってをご覧いただきありがとうございます。 - 2037.01.01 Thu
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当ブログは北海道を中心に全国のバス情報やバス画像を公開しています。
更新頻度は低くなっていますが、最近のバス動向を中心に更新を行っています。
※最新の記事はこの記事の2つ下、車両在籍表はこの記事の1つ下にあります。
最終更新日:2020年12月31日(記事更新)
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車両在籍表 - 2037.01.01 Thu
2020年の成果 - 2020.12.31 Thu
記事では紹介できなかった車両を中心に、2020年の成果を振り返っていきます。

●道内での成果
☆北海道中央バスグループ
・北海道中央バス/札幌200か2202
KC-世代の自社発注中ロマ車も残念ながら全車運用離脱となりました。

・北海道中央バス/札幌200か2621
春までは元横浜市交通局の1996年度車が活躍していました。
最後の生き残りだった札幌200か2621も復活することなく運用離脱となりました。

・北海道中央バス/札幌200か2943
移籍車も代替が進んでいます。元神奈川中央交通のワンロマ車も残りわずかとなりました。

・北海道中央バス/札幌200か3093
西岡にいた札幌200か3093ですが、白石を経て、現在は平岡に配属されています。

・空知中央バス/札幌200か43
貸切登録ではありますが、未だに方向幕のままという貴重な車です。

・空知中央バス/札幌200か47
まだ数台が残っているKC-世代の中型車、その中でもKC-MK系はラスト1台です。

・ニセコバス/札幌200か5268
昨シーズンからニセコユナイテッドシャトル向けとしてKV290系が活躍しています。

☆道央のバス事業者
・じょうてつ/札幌200か1503
KL-世代の車両も数を減らしています。このあたりの車両もそろそろ、なのでしょうか。

☆道北のバス事業者
・旭川電気軌道/旭川22か541
1991年式の最古参車ですが、稼働率は低いものと思われます。

・旭川電気軌道/旭川200か164
KL-HU2PPEEは2台導入され、既に1台は引退しています。

・旭川電気軌道/旭川230あ6007
この車両はラッピングが変わり、現在は旭山動物園のラッピングを纏っています。

・道北バス/旭川200か68
同世代の自社発注車は早いうちに全滅しているものの、この車両は旭川~名寄を中心に現在も活躍しています。

・道北バス/旭川200か594
U-世代の車両も残りわずかとなりました。

・道北バス/旭川200か657
移籍例が少なく、メトロ窓が特徴的な横浜市交通局1995年度車です。残念ながら今年引退しました。

・道北バス/旭川200か660
旭川200か657と同時期に入った車両、こちらは2台入ったうち1台が活躍しています。

・道北バス/旭川200か1248
遠鉄バスカラーのままに近い状態で活躍している個体で、今シーズンも再登録され活躍しています。

☆道東のバス事業者
・くしろバス/釧路200う1
ラッピングを纏っていましたが、去年に解除されています。

・阿寒バス/釧路200か94
スクールバスで使用されているトップドア車です。

・根室交通/釧路22あ786
自社発注最古参車で、比較的珍しいKC-MP系です。

・根室交通/釧路22あ823
KC-MP系はこの車両が唯一の存在で、この世代まで長尺が採用されました。

☆道南のバス事業者
・道南バス/167/室蘭200か734
スクールメインで活躍している元西武バスの車両です。

・道南バス/181/室蘭200か276
同じくスクールメインで活躍している車両で、残り少ない方向幕車です。

・道南バス/183/室蘭200か735
同じくスクールメインで活躍している元東武バスの車両で、道南バスでは珍しい前後扉車です。

・道南バス/823/室蘭22う575
苫小牧市交通部カラーを纏っていましたが、最近になって塗装更新されました。

・道南バス/828/室蘭22う404
苫小牧市交通部委譲車では最古参となる車両で、苫小牧市交通部カラーかつラッピングを纏っていない車両も残り少なくなりました。

・函館バス/S4413/函館200か254
KL-世代の自社発注車も代替が進んでいる中、まだ活躍している車両です。

●本州での成果
去年のような頻度で訪れることは出来ませんでしたが、何度か訪問しました。
今年初の本州は冬の岩手でした。
・岩手県交通/岩手200か1767
いすゞがメインですが、少数ながら日野も在籍しています。KC-HT/HU系は現在2台が活躍しています。

・岩手県交通/岩手200か1831
西武バスからの移籍車も数台在籍していますが、KC-UA系はこれが唯一の存在です。

なかなか本州を訪れることができない状況が続いていましたが、夏になって再度東北へ。
青森から福島県の南側まで訪れました。
・弘南バス/50702-9/青森22か1043
トップドア車も数を減らしている…と言いたいところですが、未だに移籍車も流れています。
ただ自社発注車については毎年新車も入っているので数は減らしているようです。

・仙台市交通局/仙台230あ6771
ツーステップ車を見かける機会も少しずつ減っています。

・仙台市交通局/仙台230あ60
KC-世代の中でも比較的新しい車両は図柄入りナンバープレートになっています。

・宮城交通/宮城200か782
代替が進み、この世代も古参車となっています。

・宮城交通/宮城200か906
導入台数が少なかった西工96MCも見ることができました。

・宮城交通/宮城200か2053
以前はよく見かけていたイメージがありますが、現在はKC-世代の移籍車はかなり数を減らしています。

・福島交通/郡山210あ7091
東京都交通局カラーのまま稼働している車両を見ることもできました。

・JRバス関東/L527-03502/福島200か561
白河支店の車両は長尺車がメインで、この車両は白棚線60周年のラッピングを纏っています。

天気が悪かったため予定通りとはいきませんでしたが、九州方面へも訪れました。
・サンデン交通/下関230あ5126
旧塗装を纏った車両も少なくなり、ラッピングを纏っていない車両は撮ることができませんでした。

・サンデン交通/下関230あ5145
東急バス時代から台数が少なかったMP317系、じょうてつにいた車両は今年引退したため、この車両が最後の生き残りとなります。

・西肥自動車/H198/佐世保22か1138
U-世代の車両もまとまった台数が活躍しています。

・西肥自動車/F541/佐世保200か290
自社発注のエアロスターMは全滅しましたが、移籍車はまだ活躍しています。

・西肥自動車/H249/佐世保200か348
個人的な話ですが、横浜市交通局の1996年度KC-HU2MLCAを全車撮影するという目標を持って旅に出ていました。
西肥自動車では4台が活躍しており、4度目にしてやっと全車撮影することができました。

秋には6年ぶりに四国を満喫しました。
・奈良交通/奈良22き661
KC-世代の車両も数を減らしており、奈良22ナンバーの車両を見かける機会も減りました。

・とさでん交通/高知22き403
全体的に大型車が少ないものの、UA440系はまだまとまった台数が活躍しているようです。

・とさでん交通/高知22き475
高知県交通がとさでん交通へ事業統合してからは初となる高知訪問でした。

・瀬戸内運輸/愛媛200か29
しまなみ海道方面へ向かったため乗り換えのために今治も訪れました。この世代は古参の部類となっているようです。

・伊予鉄バス/愛媛22か2003
古参ではありますが、新塗装を纏っています。

・伊予鉄バス/愛媛22か2140
こちらはKC-世代の車両、大型車は路線固定のようです。

・本四バス開発/福山22く1187
しまなみ海道を通り、生口島を訪ねました。
生口島の車両は比較的古い車が多く活躍しており、この車両は生口島内・因島方面への路線で使用されています。

・下津井電鉄/N328/岡山22か3575
本州へ戻り、児島では古参となるUA440系の自社発注車も見ることができました。

・岡電バス/933/岡山22か3657
西工58MCがまだまだ活躍しています。しかし現在残っている車両のほとんどは現行塗装を纏っています。

・岡電バス/9711/岡山22か3996
両備バスが導入した車両はKC-世代が古参となっています。現在は岡電バスに所属しているようです。

今年は比較的バスを撮る機会が少ない1年となってしまいました。
ブログについては別館ブログの更新を再開し、来年は少なくとも月1回以上はどちらかのブログで更新することを目標にしていきたいと思います。
暗い話題が多い2020年でしたが、2021年はどのような1年となるのでしょうか。
また、今年もバス事業者の方をはじめ、多くの方々にお世話になりました。この場を借りて心から御礼申し上げます。
そして、今年も北の風に乗ってをご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

●道内での成果
☆北海道中央バスグループ
・北海道中央バス/札幌200か2202
KC-世代の自社発注中ロマ車も残念ながら全車運用離脱となりました。

・北海道中央バス/札幌200か2621
春までは元横浜市交通局の1996年度車が活躍していました。
最後の生き残りだった札幌200か2621も復活することなく運用離脱となりました。

・北海道中央バス/札幌200か2943
移籍車も代替が進んでいます。元神奈川中央交通のワンロマ車も残りわずかとなりました。

・北海道中央バス/札幌200か3093
西岡にいた札幌200か3093ですが、白石を経て、現在は平岡に配属されています。

・空知中央バス/札幌200か43
貸切登録ではありますが、未だに方向幕のままという貴重な車です。

・空知中央バス/札幌200か47
まだ数台が残っているKC-世代の中型車、その中でもKC-MK系はラスト1台です。

・ニセコバス/札幌200か5268
昨シーズンからニセコユナイテッドシャトル向けとしてKV290系が活躍しています。

☆道央のバス事業者
・じょうてつ/札幌200か1503
KL-世代の車両も数を減らしています。このあたりの車両もそろそろ、なのでしょうか。

☆道北のバス事業者
・旭川電気軌道/旭川22か541
1991年式の最古参車ですが、稼働率は低いものと思われます。

・旭川電気軌道/旭川200か164
KL-HU2PPEEは2台導入され、既に1台は引退しています。

・旭川電気軌道/旭川230あ6007
この車両はラッピングが変わり、現在は旭山動物園のラッピングを纏っています。

・道北バス/旭川200か68
同世代の自社発注車は早いうちに全滅しているものの、この車両は旭川~名寄を中心に現在も活躍しています。

・道北バス/旭川200か594
U-世代の車両も残りわずかとなりました。

・道北バス/旭川200か657
移籍例が少なく、メトロ窓が特徴的な横浜市交通局1995年度車です。残念ながら今年引退しました。

・道北バス/旭川200か660
旭川200か657と同時期に入った車両、こちらは2台入ったうち1台が活躍しています。

・道北バス/旭川200か1248
遠鉄バスカラーのままに近い状態で活躍している個体で、今シーズンも再登録され活躍しています。

☆道東のバス事業者
・くしろバス/釧路200う1
ラッピングを纏っていましたが、去年に解除されています。

・阿寒バス/釧路200か94
スクールバスで使用されているトップドア車です。

・根室交通/釧路22あ786
自社発注最古参車で、比較的珍しいKC-MP系です。

・根室交通/釧路22あ823
KC-MP系はこの車両が唯一の存在で、この世代まで長尺が採用されました。

☆道南のバス事業者
・道南バス/167/室蘭200か734
スクールメインで活躍している元西武バスの車両です。

・道南バス/181/室蘭200か276
同じくスクールメインで活躍している車両で、残り少ない方向幕車です。

・道南バス/183/室蘭200か735
同じくスクールメインで活躍している元東武バスの車両で、道南バスでは珍しい前後扉車です。

・道南バス/823/室蘭22う575
苫小牧市交通部カラーを纏っていましたが、最近になって塗装更新されました。

・道南バス/828/室蘭22う404
苫小牧市交通部委譲車では最古参となる車両で、苫小牧市交通部カラーかつラッピングを纏っていない車両も残り少なくなりました。

・函館バス/S4413/函館200か254
KL-世代の自社発注車も代替が進んでいる中、まだ活躍している車両です。

●本州での成果
去年のような頻度で訪れることは出来ませんでしたが、何度か訪問しました。
今年初の本州は冬の岩手でした。
・岩手県交通/岩手200か1767
いすゞがメインですが、少数ながら日野も在籍しています。KC-HT/HU系は現在2台が活躍しています。

・岩手県交通/岩手200か1831
西武バスからの移籍車も数台在籍していますが、KC-UA系はこれが唯一の存在です。

なかなか本州を訪れることができない状況が続いていましたが、夏になって再度東北へ。
青森から福島県の南側まで訪れました。
・弘南バス/50702-9/青森22か1043
トップドア車も数を減らしている…と言いたいところですが、未だに移籍車も流れています。
ただ自社発注車については毎年新車も入っているので数は減らしているようです。

・仙台市交通局/仙台230あ6771
ツーステップ車を見かける機会も少しずつ減っています。

・仙台市交通局/仙台230あ60
KC-世代の中でも比較的新しい車両は図柄入りナンバープレートになっています。

・宮城交通/宮城200か782
代替が進み、この世代も古参車となっています。

・宮城交通/宮城200か906
導入台数が少なかった西工96MCも見ることができました。

・宮城交通/宮城200か2053
以前はよく見かけていたイメージがありますが、現在はKC-世代の移籍車はかなり数を減らしています。

・福島交通/郡山210あ7091
東京都交通局カラーのまま稼働している車両を見ることもできました。

・JRバス関東/L527-03502/福島200か561
白河支店の車両は長尺車がメインで、この車両は白棚線60周年のラッピングを纏っています。

天気が悪かったため予定通りとはいきませんでしたが、九州方面へも訪れました。
・サンデン交通/下関230あ5126
旧塗装を纏った車両も少なくなり、ラッピングを纏っていない車両は撮ることができませんでした。

・サンデン交通/下関230あ5145
東急バス時代から台数が少なかったMP317系、じょうてつにいた車両は今年引退したため、この車両が最後の生き残りとなります。

・西肥自動車/H198/佐世保22か1138
U-世代の車両もまとまった台数が活躍しています。

・西肥自動車/F541/佐世保200か290
自社発注のエアロスターMは全滅しましたが、移籍車はまだ活躍しています。

・西肥自動車/H249/佐世保200か348
個人的な話ですが、横浜市交通局の1996年度KC-HU2MLCAを全車撮影するという目標を持って旅に出ていました。
西肥自動車では4台が活躍しており、4度目にしてやっと全車撮影することができました。

秋には6年ぶりに四国を満喫しました。
・奈良交通/奈良22き661
KC-世代の車両も数を減らしており、奈良22ナンバーの車両を見かける機会も減りました。

・とさでん交通/高知22き403
全体的に大型車が少ないものの、UA440系はまだまとまった台数が活躍しているようです。

・とさでん交通/高知22き475
高知県交通がとさでん交通へ事業統合してからは初となる高知訪問でした。

・瀬戸内運輸/愛媛200か29
しまなみ海道方面へ向かったため乗り換えのために今治も訪れました。この世代は古参の部類となっているようです。

・伊予鉄バス/愛媛22か2003
古参ではありますが、新塗装を纏っています。

・伊予鉄バス/愛媛22か2140
こちらはKC-世代の車両、大型車は路線固定のようです。

・本四バス開発/福山22く1187
しまなみ海道を通り、生口島を訪ねました。
生口島の車両は比較的古い車が多く活躍しており、この車両は生口島内・因島方面への路線で使用されています。

・下津井電鉄/N328/岡山22か3575
本州へ戻り、児島では古参となるUA440系の自社発注車も見ることができました。

・岡電バス/933/岡山22か3657
西工58MCがまだまだ活躍しています。しかし現在残っている車両のほとんどは現行塗装を纏っています。

・岡電バス/9711/岡山22か3996
両備バスが導入した車両はKC-世代が古参となっています。現在は岡電バスに所属しているようです。

今年は比較的バスを撮る機会が少ない1年となってしまいました。
ブログについては別館ブログの更新を再開し、来年は少なくとも月1回以上はどちらかのブログで更新することを目標にしていきたいと思います。
暗い話題が多い2020年でしたが、2021年はどのような1年となるのでしょうか。
また、今年もバス事業者の方をはじめ、多くの方々にお世話になりました。この場を借りて心から御礼申し上げます。
そして、今年も北の風に乗ってをご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

2020年 道内・道外バス動向 - 2020.12.30 Wed
2020年も残りわずかとなりました。
2007年の北の風に乗って開設以来、毎年恒例となる道内中心のバス動向を紹介していきます。

●2020年道内のバス動向
”札幌200か”ナンバーも例年と比べると進みが遅く、今年は5300番台~5400番台まで進みました。
また、道内では苫小牧ナンバーと知床ナンバーが交付されるようになりました。

道内に限った話ではないですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったと思います。
貸切バス事業者では需要が少なくなり街中でも見かける機会が減ったり、残念ながら廃業となる事業者もありました。
路線バスについても需要減少に伴う減便・減車が目立ち、札幌市内では4月・12月だけでなく夏にもダイヤ改正が行われる事態にもなりました。運行本数がこれまで通りに戻る日は来るのでしょうか。
また、最前列座席使用停止や飛沫感染防止用ビニールカーテンの取り付けも全国的に当たり前になりました。

◎札幌大手3社
☆北海道中央バス
今年は2019年度末にまとまった台数の新車が入りましたが、それ以降はまとまった台数が入ることもなく、夏に1台と秋に3台が入るのみでした。
・札幌200か5398(2TG-KV290Q2)

例年と比べると台数は少ないものの新車が入ったため、今年も残念ながら数多くの車両が引退しました。
中央バスでは2008年から2014年まで移籍車の大量導入がありましたが、その第1号(2003年・2006年導入分は除く)となった札幌200か2280も残念ながら春の新車導入で引退となりました。
・札幌200か2280(KC-HU2MLCA)

2020年度に入ってからは代替車両もなく減車が多数発生するようになりました。
一般路線向けの最古参となるのは札幌東営業所に所属する札幌200か2616で、1996年式はこれがラストとなりました。
・札幌200か2616(KC-HT2MLCA)

ちなみにグループを含めると、KC-世代の自社発注車は空知中央バスに数台が残るのみとなりました。
その中でも札幌200か37は中央バスグループに残る”札幌200か”ナンバーで一番若い登録番号となります。
・札幌200か37(KC-RJ1JJCK)

また減車が発生している営業所から他所に転属する例もあります。
全車朝里車庫に配置されていたMP747系にも動きがあり、札幌200か3402が西岡営業所に転属となりました。
これにより数年ぶりに札幌市内でノンステップの移籍車を見ることができるようになりました。
・札幌200か3402(KC-MP747M)

個人的に来年で消えると予想しているのはHU8系の洞爺湖サミットカラーです。
2008年~2010年の新車で採用されていたカラーですが、塗装更新が進んで残りは2台となりました。
・札幌200か2664(BJG-HU8JMFP)

☆ジェイ・アール北海道バス
2000年4月に分社化されたジェイ・アール北海道バス、今年で20周年を迎えました。
4月には記念グッズや記念乗車券も発売され、記念ラッピングバスも登場しました。
・537-5964/札幌230き20(QKG-KV234Q3)

最近になって今年度分の新車が入り、代替や玉突きによる転属が発生しています。
これにより、札幌近郊だけでなく様似営業所でもKC-世代の代替が一気に進みました。
・521-0812/室蘭200か936(KC-LV280N)

KC-世代の自社発注車も残りわずかです。HU系についてはラスト1台になりました。
・527-0907/札幌200か353(KC-HU2MMCA)

☆じょうてつ
2019年度末に新車と移籍車が数台入りました。
新車は今年からUVカットガラスが採用され、ふそうはこれまでワンステップが採用されていましたが今回は初となるMP38系が入りました。
・札幌200か5361(2PG-MP38FM)

今年は東急バスからの移籍車が少なく、主に京成バス系からの移籍車が入りました。
・札幌200か5325(PJ-KV234Q1)

KC-世代の移籍車は東急バスからの移籍車が全滅、名古屋市交通局からの移籍車も全滅間近のため見かける機会が非常に減りました。
・札幌200か3210(KC-HU2MMCA)

KL-世代の自社発注車はUA452系のみ半数以上が残っており、全車藻岩営業所に配置されています。
・札幌200か1236(KL-UA452PAN)

◎道北エリアのバス事業者
☆旭川電気軌道
12月に春光営業所が閉所となり、路線改編があったため減車も発生しているようです。
1992年までリーフサス車が採用されていましたが、全滅も近いのではないでしょうか。
1991年には日野7Eも導入されましたが、残念ながら全車引退となりました。
・旭川22か537(U-HT2MPAA)

・旭川22か647(U-UA440NSN)

☆道北バス
春に登録抹消された車が秋に再登録され、今シーズンも活躍しています。
U-初期の車両も含まれていますが、年式的にそろそろ引退が近いのではないでしょうか。
・旭川200か1246(U-UA440LSN)※現在は登録番号が変わっています。

☆士別軌道
今年もモノコックバスの運行が行われました。
バスの日イベントで札幌市内に来る予定だったようですが、残念ながらイベントが中止となり、札幌市内で見ることは出来ませんでした。
・旭川22か1269(K-RC301P)

◎道東エリアのバス事業者
☆くしろバス
10月に路線廃止などがありましたが、自社発注の古参車はまだ活躍しています。
・釧路22あ845(KC-LR333J)

☆阿寒バス
美幌や中標津などで配属されていたRJ170系も最後の1台が活躍しています。
・北見200か132(P-RJ170BA)

☆根室交通
路線車も毎年1台程度新しい車両が入っており、U-世代の自社発注車が全滅したため残りは移籍車1台のみとなりました。
・釧路200か346(U-UA440LSN)

・釧路230あ400(KL-MP35JK)

◎道南エリアのバス事業者
☆道南バス
今年も移籍車がまとまった台数入り、U-世代の自社発注車も残り少なくなりました。
また、神奈川中央交通時代は旧塗装を纏っていたという貴重なP-MP218P(省エネ運転教習車)も引退となりました。
・38/省エネ運転教習車(P-MP218P)

・739/室蘭22う290(U-HU3KPAA)

●2020年道外のバス動向
今年新しく入った車両や古参車を中心に全国各地の車両をいくつか紹介します。
☆青森/八戸市交通部
ツーステップ車の代替が一気に進んでいます。2月の時点ではU-LV系もまだまだ現役でした。

☆岩手/岩手県交通
岩手県交通でも代替が進んでおり、震災支援で入った車両も引退が近いのではないでしょうか。

☆宮城/仙台市交通局
こちらもツーステップ車の代替が進んでおり、見かける機会が減りました。
特に着色ガラスを採用していた世代の車両は全滅が近そうです。

☆宮城/宮城交通
仙台市太白区内の路線バス空白地帯向けにマイクロバスが導入され、今年度から運行開始しました。

☆福島/福島交通
昨年発生した災害支援として東京都交通局からの移籍車がまとまった台数流れています。
去年移籍分は東京都交通局塗装のままであったり、ラッピングを施して稼働していますが、今年入った車両については福島交通カラーに塗装している車両が大半のようです。

☆福島/JRバス関東
今年は暗い話題が多かったですが、数少ない明るい話題として国産初の連節バスが各地で導入されるようになったことは非常に大きかったのではないでしょうか。
その中でも一番最初に営業運転を開始したのがJRバス関東で、6月から稼働しています。

☆奈良/奈良交通
以前は3扉車がまとまった台数在籍していましたが、現在では残り少なくなっています。

☆岡山/下津井電鉄
U-世代の車両が多数残っていますが、その中でも児島競艇場へのシャトルバスは元西武バスの7Eでほぼ統一されています。

☆愛媛/伊予鉄バス
珍しく移籍車が入りました。一方で同世代のCNG車も落ちているようです。

☆長崎/西肥自動車
今年で100周年を迎えた西肥自動車では復刻塗装車が登場しました。

2007年の北の風に乗って開設以来、毎年恒例となる道内中心のバス動向を紹介していきます。

●2020年道内のバス動向
”札幌200か”ナンバーも例年と比べると進みが遅く、今年は5300番台~5400番台まで進みました。
また、道内では苫小牧ナンバーと知床ナンバーが交付されるようになりました。

道内に限った話ではないですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったと思います。
貸切バス事業者では需要が少なくなり街中でも見かける機会が減ったり、残念ながら廃業となる事業者もありました。
路線バスについても需要減少に伴う減便・減車が目立ち、札幌市内では4月・12月だけでなく夏にもダイヤ改正が行われる事態にもなりました。運行本数がこれまで通りに戻る日は来るのでしょうか。
また、最前列座席使用停止や飛沫感染防止用ビニールカーテンの取り付けも全国的に当たり前になりました。

◎札幌大手3社
☆北海道中央バス
今年は2019年度末にまとまった台数の新車が入りましたが、それ以降はまとまった台数が入ることもなく、夏に1台と秋に3台が入るのみでした。
・札幌200か5398(2TG-KV290Q2)

例年と比べると台数は少ないものの新車が入ったため、今年も残念ながら数多くの車両が引退しました。
中央バスでは2008年から2014年まで移籍車の大量導入がありましたが、その第1号(2003年・2006年導入分は除く)となった札幌200か2280も残念ながら春の新車導入で引退となりました。
・札幌200か2280(KC-HU2MLCA)

2020年度に入ってからは代替車両もなく減車が多数発生するようになりました。
一般路線向けの最古参となるのは札幌東営業所に所属する札幌200か2616で、1996年式はこれがラストとなりました。
・札幌200か2616(KC-HT2MLCA)

ちなみにグループを含めると、KC-世代の自社発注車は空知中央バスに数台が残るのみとなりました。
その中でも札幌200か37は中央バスグループに残る”札幌200か”ナンバーで一番若い登録番号となります。
・札幌200か37(KC-RJ1JJCK)

また減車が発生している営業所から他所に転属する例もあります。
全車朝里車庫に配置されていたMP747系にも動きがあり、札幌200か3402が西岡営業所に転属となりました。
これにより数年ぶりに札幌市内でノンステップの移籍車を見ることができるようになりました。
・札幌200か3402(KC-MP747M)

個人的に来年で消えると予想しているのはHU8系の洞爺湖サミットカラーです。
2008年~2010年の新車で採用されていたカラーですが、塗装更新が進んで残りは2台となりました。
・札幌200か2664(BJG-HU8JMFP)

☆ジェイ・アール北海道バス
2000年4月に分社化されたジェイ・アール北海道バス、今年で20周年を迎えました。
4月には記念グッズや記念乗車券も発売され、記念ラッピングバスも登場しました。
・537-5964/札幌230き20(QKG-KV234Q3)

最近になって今年度分の新車が入り、代替や玉突きによる転属が発生しています。
これにより、札幌近郊だけでなく様似営業所でもKC-世代の代替が一気に進みました。
・521-0812/室蘭200か936(KC-LV280N)

KC-世代の自社発注車も残りわずかです。HU系についてはラスト1台になりました。
・527-0907/札幌200か353(KC-HU2MMCA)

☆じょうてつ
2019年度末に新車と移籍車が数台入りました。
新車は今年からUVカットガラスが採用され、ふそうはこれまでワンステップが採用されていましたが今回は初となるMP38系が入りました。
・札幌200か5361(2PG-MP38FM)

今年は東急バスからの移籍車が少なく、主に京成バス系からの移籍車が入りました。
・札幌200か5325(PJ-KV234Q1)

KC-世代の移籍車は東急バスからの移籍車が全滅、名古屋市交通局からの移籍車も全滅間近のため見かける機会が非常に減りました。
・札幌200か3210(KC-HU2MMCA)

KL-世代の自社発注車はUA452系のみ半数以上が残っており、全車藻岩営業所に配置されています。
・札幌200か1236(KL-UA452PAN)

◎道北エリアのバス事業者
☆旭川電気軌道
12月に春光営業所が閉所となり、路線改編があったため減車も発生しているようです。
1992年までリーフサス車が採用されていましたが、全滅も近いのではないでしょうか。
1991年には日野7Eも導入されましたが、残念ながら全車引退となりました。
・旭川22か537(U-HT2MPAA)

・旭川22か647(U-UA440NSN)

☆道北バス
春に登録抹消された車が秋に再登録され、今シーズンも活躍しています。
U-初期の車両も含まれていますが、年式的にそろそろ引退が近いのではないでしょうか。
・旭川200か1246(U-UA440LSN)※現在は登録番号が変わっています。

☆士別軌道
今年もモノコックバスの運行が行われました。
バスの日イベントで札幌市内に来る予定だったようですが、残念ながらイベントが中止となり、札幌市内で見ることは出来ませんでした。
・旭川22か1269(K-RC301P)

◎道東エリアのバス事業者
☆くしろバス
10月に路線廃止などがありましたが、自社発注の古参車はまだ活躍しています。
・釧路22あ845(KC-LR333J)

☆阿寒バス
美幌や中標津などで配属されていたRJ170系も最後の1台が活躍しています。
・北見200か132(P-RJ170BA)

☆根室交通
路線車も毎年1台程度新しい車両が入っており、U-世代の自社発注車が全滅したため残りは移籍車1台のみとなりました。
・釧路200か346(U-UA440LSN)

・釧路230あ400(KL-MP35JK)

◎道南エリアのバス事業者
☆道南バス
今年も移籍車がまとまった台数入り、U-世代の自社発注車も残り少なくなりました。
また、神奈川中央交通時代は旧塗装を纏っていたという貴重なP-MP218P(省エネ運転教習車)も引退となりました。
・38/省エネ運転教習車(P-MP218P)

・739/室蘭22う290(U-HU3KPAA)

●2020年道外のバス動向
今年新しく入った車両や古参車を中心に全国各地の車両をいくつか紹介します。
☆青森/八戸市交通部
ツーステップ車の代替が一気に進んでいます。2月の時点ではU-LV系もまだまだ現役でした。

☆岩手/岩手県交通
岩手県交通でも代替が進んでおり、震災支援で入った車両も引退が近いのではないでしょうか。

☆宮城/仙台市交通局
こちらもツーステップ車の代替が進んでおり、見かける機会が減りました。
特に着色ガラスを採用していた世代の車両は全滅が近そうです。

☆宮城/宮城交通
仙台市太白区内の路線バス空白地帯向けにマイクロバスが導入され、今年度から運行開始しました。

☆福島/福島交通
昨年発生した災害支援として東京都交通局からの移籍車がまとまった台数流れています。
去年移籍分は東京都交通局塗装のままであったり、ラッピングを施して稼働していますが、今年入った車両については福島交通カラーに塗装している車両が大半のようです。

☆福島/JRバス関東
今年は暗い話題が多かったですが、数少ない明るい話題として国産初の連節バスが各地で導入されるようになったことは非常に大きかったのではないでしょうか。
その中でも一番最初に営業運転を開始したのがJRバス関東で、6月から稼働しています。

☆奈良/奈良交通
以前は3扉車がまとまった台数在籍していましたが、現在では残り少なくなっています。

☆岡山/下津井電鉄
U-世代の車両が多数残っていますが、その中でも児島競艇場へのシャトルバスは元西武バスの7Eでほぼ統一されています。

☆愛媛/伊予鉄バス
珍しく移籍車が入りました。一方で同世代のCNG車も落ちているようです。

☆長崎/西肥自動車
今年で100周年を迎えた西肥自動車では復刻塗装車が登場しました。

2020.秋 道内バス動向 - 2020.11.30 Mon
今回も今年新たに入った車両を中心に道内各地のバス動向を紹介していきます。

●ジェイ・アール北海道バス
札幌圏では毎年新車が入っていますが、その玉突きで様似営業所でも低床化が進んでいます。
今年に入ってからもワンロマタイプの車両を中心に札幌圏から転属が発生しています。
・531-1957/室蘭200か1141(LKG-LV234Q3)

ツーステップ車も活躍していましたが残念ながら最近引退したようです。
最後まで残ったツーステップ車は元名古屋市交通局のいすゞ7Eでした。もともといすゞ7Eの導入が多かった事業者だけに移籍車ではあるもののジェイ・アール北海道バスらしい車両でした。
・521-0812/室蘭200か936(KC-LV280N/元名古屋市交通局)

●名士バス
・旭川230え500、旭川230い510(PKG-AP35UM/元西武バス)
2020年夏に移籍車が2台入り、主に恩根内線で活躍しています。
元西武バスのPKG-AP系ですが、道内ではじょうてつ、千歳相互観光バスに次いで3例目の移籍となりました。


ちなみにリアはテールランプを増設する改造が施されており、KC-世代のような見た目になっています。

・旭川230い560(KC-MP717M/元剣淵町)
最近の移籍車は大手私鉄系から流れてくることが多いですが、数年前には剣淵町が所有していた車両も移籍してきました。
トップドアということもあり興部方面などの長距離路線の運用に入ることもあるようです。

●くしろバス
・釧路200か565、566(PJ-LV234L1/元京急バス)
2020年春に入った移籍車で、最近は京急バスからのノンステップ車だけではなくワンステップ車もまとまった台数が移籍しています。


●阿寒バス
・北見200か132(P-RJ170BA/元東急バス)
全国的に見ても残り少ないP-RJ系ですが、阿寒バスではその中でも特に珍しい短尺車がまだ生き残っています。
摩周、中標津、美幌の各営業所に配属され、各町内循環線などを中心に活躍していましたが、現在は美幌に予備車として1台が残るのみとなっています。


●ジェイ・アール北海道バス
札幌圏では毎年新車が入っていますが、その玉突きで様似営業所でも低床化が進んでいます。
今年に入ってからもワンロマタイプの車両を中心に札幌圏から転属が発生しています。
・531-1957/室蘭200か1141(LKG-LV234Q3)

ツーステップ車も活躍していましたが残念ながら最近引退したようです。
最後まで残ったツーステップ車は元名古屋市交通局のいすゞ7Eでした。もともといすゞ7Eの導入が多かった事業者だけに移籍車ではあるもののジェイ・アール北海道バスらしい車両でした。
・521-0812/室蘭200か936(KC-LV280N/元名古屋市交通局)

●名士バス
・旭川230え500、旭川230い510(PKG-AP35UM/元西武バス)
2020年夏に移籍車が2台入り、主に恩根内線で活躍しています。
元西武バスのPKG-AP系ですが、道内ではじょうてつ、千歳相互観光バスに次いで3例目の移籍となりました。


ちなみにリアはテールランプを増設する改造が施されており、KC-世代のような見た目になっています。

・旭川230い560(KC-MP717M/元剣淵町)
最近の移籍車は大手私鉄系から流れてくることが多いですが、数年前には剣淵町が所有していた車両も移籍してきました。
トップドアということもあり興部方面などの長距離路線の運用に入ることもあるようです。

●くしろバス
・釧路200か565、566(PJ-LV234L1/元京急バス)
2020年春に入った移籍車で、最近は京急バスからのノンステップ車だけではなくワンステップ車もまとまった台数が移籍しています。


●阿寒バス
・北見200か132(P-RJ170BA/元東急バス)
全国的に見ても残り少ないP-RJ系ですが、阿寒バスではその中でも特に珍しい短尺車がまだ生き残っています。
摩周、中標津、美幌の各営業所に配属され、各町内循環線などを中心に活躍していましたが、現在は美幌に予備車として1台が残るのみとなっています。
