【士別軌道】K-RC301P塗装更新&在籍車両紹介 - 2014.05.27 Tue
時期的に忙しく、掲示板返信などもできず申し訳ありません。
札幌近辺もこれといってネタもありませんので今回も札幌以外の車両を。
士別のほうまで行ってきました、今回のお目当ても82009号車。現在も動いているという全国的に貴重なモノコックバスです。
もともとは近隣自治体所有の白ナンバーで使用されていた車両でしたが、1998年ごろに士別軌道に移籍しました。
移籍後は士別市内線・郊外線運用に入っていたものの、最近では予備車状態で冬季に運用を持っている程度です。
そして2014年春に1ヵ月以上かけて整備が行われ、1990年代ごろまで存在していた旧塗装に塗り替えられ(この車両が旧塗装を纏ったことは今までなかったようです)、2014年5月にお披露目となりました。
最近全国的に流行っている復刻塗装車ですが、最古参車がこのように塗り替えられるのは驚きです。士別軌道に在籍していたモノコック車のほとんどは旧塗装を纏っていたでしょうし、違和感はあまりないですね。ただし、まだ塗装変更後は稼働していないようで、予備車状態であることには変わりないようです。

【車両詳細】
車番:82009
登録番号:旭川22か1269
型式:K-RC301P
年式:1982年




幕とサボですが現在は運行されていない『士別―登和里』を出しています。


細部の画像も。



1987年式のMS7との並び。ちなみに車庫には2013年式MS9もいました。

参考までに士別軌道の現行塗装を纏っていた頃の画像です。今まで士別軌道旧塗装を纏った車両を見たことがなかったため、個人的にはこの塗装のほうがしっくりきます。


士別軌道を訪問するのは2010年、2013年、そして今回と3回目で、在籍車両が結構変わっているため士別軌道の車両紹介でも…。
●郊外線向け路線車
郊外線向け車両は基本的にトップドア車がメインですが、士別市内線向けの車両も充当されます。
最近では小型化が進んでいます。

・84031号車
1984年式の日野ブルーリボン(角型スケルトン)です。ナンバー的にこの車両も移籍車かと思われます。残念ながら2012年ごろに廃車となり、バンパーは90001号車に移設されています。

・87026号車
1987年式、初期の日野レインボーです。91026号車に置き換えられる形で2011年ごろに廃車となっています。

・89021号車
小型な前面幕が特徴的なP-末期の車両です。この車両ももともとは自家用車でしたが1998年ごろに士別軌道に移籍してきました。82009号車とナンバーも1番差ということで同時期に移籍したものと思われます。残念ながら2013年末ごろに引退となりました。



・91026号車
87026号車の置き換えとして2011年ごろに移籍してきたトップドアのレインボーです。

・94031号車
2013年ごろに移籍してきた日野ブルーリボン(U-HU3KPAA)です。

・96008号車
88008号車という貸切車の置き換えとして2013年ごろに移籍してきた日野ブルーリボン(KC-HU3KPCA)で、見た目は94031号車と大きな違いはありませんが、こちらはKC-です。


・01002号車
2001年式のリエッセです。士別軌道には複数台のリエッセが在籍しており、郊外線で運用されています。

●士別市内線向け路線車
前中扉路線車で、冬季は士別市内線メインで稼働していますが、夏季はほぼ予備状態で郊外線に入ることもたまにあるようです。

・88003号車
都営バスから移籍してきた車両で、都市新バスだった車両です。そのため、ハイバックシートが採用されています。


・89024号車
横浜市営バスから移籍してきた車両で、野庭・港南仕様ではないためそれ以外の営業所に所属していたものと思われます。前~中扉間は横浜市営バス88年度車まで採用されていたシートモケット、中扉より後ろは廃車発生品の座席を使用していますが、全席シートモケット/座席交換が行われているようです。


・89028号車
外観は89024号車と似ていますが、都営バスから移籍してきた車両で一般路線で活躍していたP-HT233BAです。


・90001号車
道内では移籍例が多かった都営バスから移籍してきた元都市新バスのエアロスターKです。現在は84031号車のバンパーをつけています。



参考までにバンパー交換前。

・10007号車
路線車の中では最新の2010年式、日野ブルーリボンシティノンステップです。士別市内線専用のため、運賃表も停留所名しか表示されないタイプのものになっています。整備時以外は1日中士別市内線で稼働しています。


●貸切兼用車
乗合/貸切のサボが取り付けられている車両で、運賃箱と整理券発券機も搭載しています。
・82030号車
1982年式のK-RVで、2010年5月の時点で廃車になっていました。貸切兼用車としては最後まで生き残ったモノコック車でした。


・90005号車
1990年式の日野セレガで、この車両も移籍車です。

●貸切車
・大型車
1980年代の車両から2013年式まで揃っています。
また、士別市所有の車両も在籍しています。



・中型車/小型車/マイクロバス
小さい貸切車はレインボーがメインですが、エアロミディやスクールバス専用のマイクロバスなども在籍しています。


2010年5月の時点で既に廃車になっていたものの、サンシャインマスクの車両も在籍していました。

せっかくですので士別駅からバスに乗ってみました。乗車したのは10007号車、ブルーリボンシティハイブリッドで士別市内中心部と住宅街を走る1周約30分程度の乗車でした。

2010年と比べたら古参車がずいぶん減った印象を持ちますが、K-が塗装更新され、まだP-も多く在籍していることもあり、士別軌道もまだまだ魅力的ですね。初乗り運賃が110円だったり実際に乗って見ると驚くことも多く。車両の小型化も進んでしまっていますが、今度は郊外線も使用してみたいところです。
札幌近辺もこれといってネタもありませんので今回も札幌以外の車両を。
士別のほうまで行ってきました、今回のお目当ても82009号車。現在も動いているという全国的に貴重なモノコックバスです。
もともとは近隣自治体所有の白ナンバーで使用されていた車両でしたが、1998年ごろに士別軌道に移籍しました。
移籍後は士別市内線・郊外線運用に入っていたものの、最近では予備車状態で冬季に運用を持っている程度です。
そして2014年春に1ヵ月以上かけて整備が行われ、1990年代ごろまで存在していた旧塗装に塗り替えられ(この車両が旧塗装を纏ったことは今までなかったようです)、2014年5月にお披露目となりました。
最近全国的に流行っている復刻塗装車ですが、最古参車がこのように塗り替えられるのは驚きです。士別軌道に在籍していたモノコック車のほとんどは旧塗装を纏っていたでしょうし、違和感はあまりないですね。ただし、まだ塗装変更後は稼働していないようで、予備車状態であることには変わりないようです。

【車両詳細】
車番:82009
登録番号:旭川22か1269
型式:K-RC301P
年式:1982年




幕とサボですが現在は運行されていない『士別―登和里』を出しています。


細部の画像も。



1987年式のMS7との並び。ちなみに車庫には2013年式MS9もいました。

参考までに士別軌道の現行塗装を纏っていた頃の画像です。今まで士別軌道旧塗装を纏った車両を見たことがなかったため、個人的にはこの塗装のほうがしっくりきます。


士別軌道を訪問するのは2010年、2013年、そして今回と3回目で、在籍車両が結構変わっているため士別軌道の車両紹介でも…。
●郊外線向け路線車
郊外線向け車両は基本的にトップドア車がメインですが、士別市内線向けの車両も充当されます。
最近では小型化が進んでいます。

・84031号車
1984年式の日野ブルーリボン(角型スケルトン)です。ナンバー的にこの車両も移籍車かと思われます。残念ながら2012年ごろに廃車となり、バンパーは90001号車に移設されています。

・87026号車
1987年式、初期の日野レインボーです。91026号車に置き換えられる形で2011年ごろに廃車となっています。

・89021号車
小型な前面幕が特徴的なP-末期の車両です。この車両ももともとは自家用車でしたが1998年ごろに士別軌道に移籍してきました。82009号車とナンバーも1番差ということで同時期に移籍したものと思われます。残念ながら2013年末ごろに引退となりました。



・91026号車
87026号車の置き換えとして2011年ごろに移籍してきたトップドアのレインボーです。

・94031号車
2013年ごろに移籍してきた日野ブルーリボン(U-HU3KPAA)です。

・96008号車
88008号車という貸切車の置き換えとして2013年ごろに移籍してきた日野ブルーリボン(KC-HU3KPCA)で、見た目は94031号車と大きな違いはありませんが、こちらはKC-です。


・01002号車
2001年式のリエッセです。士別軌道には複数台のリエッセが在籍しており、郊外線で運用されています。

●士別市内線向け路線車
前中扉路線車で、冬季は士別市内線メインで稼働していますが、夏季はほぼ予備状態で郊外線に入ることもたまにあるようです。

・88003号車
都営バスから移籍してきた車両で、都市新バスだった車両です。そのため、ハイバックシートが採用されています。


・89024号車
横浜市営バスから移籍してきた車両で、野庭・港南仕様ではないためそれ以外の営業所に所属していたものと思われます。前~中扉間は横浜市営バス88年度車まで採用されていたシートモケット、中扉より後ろは廃車発生品の座席を使用していますが、全席シートモケット/座席交換が行われているようです。


・89028号車
外観は89024号車と似ていますが、都営バスから移籍してきた車両で一般路線で活躍していたP-HT233BAです。


・90001号車
道内では移籍例が多かった都営バスから移籍してきた元都市新バスのエアロスターKです。現在は84031号車のバンパーをつけています。



参考までにバンパー交換前。

・10007号車
路線車の中では最新の2010年式、日野ブルーリボンシティノンステップです。士別市内線専用のため、運賃表も停留所名しか表示されないタイプのものになっています。整備時以外は1日中士別市内線で稼働しています。


●貸切兼用車
乗合/貸切のサボが取り付けられている車両で、運賃箱と整理券発券機も搭載しています。
・82030号車
1982年式のK-RVで、2010年5月の時点で廃車になっていました。貸切兼用車としては最後まで生き残ったモノコック車でした。


・90005号車
1990年式の日野セレガで、この車両も移籍車です。

●貸切車
・大型車
1980年代の車両から2013年式まで揃っています。
また、士別市所有の車両も在籍しています。



・中型車/小型車/マイクロバス
小さい貸切車はレインボーがメインですが、エアロミディやスクールバス専用のマイクロバスなども在籍しています。


2010年5月の時点で既に廃車になっていたものの、サンシャインマスクの車両も在籍していました。

せっかくですので士別駅からバスに乗ってみました。乗車したのは10007号車、ブルーリボンシティハイブリッドで士別市内中心部と住宅街を走る1周約30分程度の乗車でした。

2010年と比べたら古参車がずいぶん減った印象を持ちますが、K-が塗装更新され、まだP-も多く在籍していることもあり、士別軌道もまだまだ魅力的ですね。初乗り運賃が110円だったり実際に乗って見ると驚くことも多く。車両の小型化も進んでしまっていますが、今度は郊外線も使用してみたいところです。
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最近の成果より~さよなら、江差線~ - 2014.05.16 Fri
忙しくてなかなか更新できず申し訳ありません。
札幌圏のバスも動きが全くないわけでもなく、じょうてつでは新車の導入を確認しています。また、札幌ナンバーもいきなり進み、もう3700突入しているのではないかと言う勢いですね。
今回の記事は4月~5月にかけて道南方面を中心に出かけてきたのでその成果です。
札幌でもGW頃に桜が咲き、せっかくなので…ということで桜とバスの組み合わせが見れそうな場所を探し、撮って来ました。
桜とバスの組み合わせも1週間程度しか見れませんし、また来年―


滝野霊園シャトルバスもGW期間中は30分間隔で運行しており、モアイ像と絡めて撮って来ました。
この組み合わせもなかなか見れない、西岡営業所管内らしい風景ですね。
この日の滝野霊園シャトルでは、札幌200か1531の他にも札幌200か2375、札幌200か2663、札幌200か2819が運用に入っていたのも確認しています。


4月の話ですが、久しぶりに苫小牧へ行ってきました。
まずは元横浜市営の99年度車、893号車は港南仕様の車両です。


フジタバスに移籍した元横浜市営の00年度車、もう移籍してから1年が過ぎました。

こちらは苫小牧市営の最後の新車である815号車。新たにラッピングが施されていました。
もともと90年式の車両が纏っていたラッピングでしたが、引退したのかこの車両に引き継がれたようです。

その後、錦西営業所で許可を得て営業所内撮影させていただきました。

まず目に入ってきたのがMS7、689号車。
苫小牧市営時代では考えられないような車両が錦西営業所所属になっていました。特定輸送で稼働しているようです。

旧43系統、樽前ハッピー号は車両の小型が進み、今度はリエッセになっていました。

元千葉海浜交通の896号車、KL-HU2PMEA。

かなり錦西営業所所属車両も変わってきた印象を持ちますが、当然苫小牧市営時代から変わらない車両もまだまだ残っています。
こちらは850号車。数少ないKC-UAで、苫小牧市営時代は3台いましたが、現在は2台になっています。

まだP-も残っていました…!853号車(P-LV214N/1989年式)、床が板張りの車両はこの代が最後です。
元苫小牧市営のP-自体、この車両が最後の1台となってしまった可能性もあり、先はもう長くなさそうです。
苫小牧市営末期はほとんど動いていませんでしたが、道南バスになってからは割と稼働率が高くなった印象はありましたが、それでも結構早いペースで廃車が進んでいたようですね…。

こちらはその1年後の導入車両、U-LV224N/1990年式です。
この代も次の置き換えが入る頃には廃車になっているでしょうし、もうそう長くはないでしょうかね…。

苫小牧市営末期から稼働率も高く、87年式も残っていただけに置き換えはまだまだ先だろうと思っていたものですが―


もう苫小牧市営がなくなって2年。見慣れた車両も気がつかないうちにかなり台数を減らしてきています。緑のバスばかりになる日もそう遠くはないのかもしれませんね。

5月に入ってから江差へ行ってきました。

…と、その前に函館で市電に乗車してきたり…。

そして久しぶりの函館バス乗車。元函館市営バスの車両も全滅してしまい、いつの間にか中型車だらけになってしまっていました。
まず現行型のエアロミディ(TKG-MK27FH)、道内ではまだまだ台数が少ない型式ですが、函館バスではまとまった台数が導入されているようです。

マーキュリー塗装のトップドア車、1度乗ってみたい車両です。

たまたま狙っていた車両を見かけたので滝沢町という回転所まで行ってみました。


こちらが狙っていた車両の西工96MCノンステップ、KC-UA460HANです。東急バスからの移籍車で、全国的に導入例が少ない車両です。
移籍時に座席数を減らす改造が施されており、前~中扉間はロングシート3席と折り畳み座席2席の計5席のみで、他はすべて荷物スペースとなっています。


ノンステップ率が相当高くなったものの、まだツーステップ車も現役です。ただ、U-はかなり数を減らしているようです。
こちらは運良く乗車できた元東急バスのU-MP218Kです。

最近の東急バスからの移籍車を2台ほど…。
まずは最新の移籍車から新7Eノンステップ、KL-UA452KANです。
同型車は他にも中国バスやJRバス関東に移籍しており、中国バスで実際に乗車した時は内装も特に大きな改造が施されていませんでしたが、函館バスへ移籍した車両はやはり座席数が減らされるという改造が施されているようです。


続いて東急バスの大型ツーステップ車の中では最後の代となる1800番台(1999年式)、KC-HT2MLCAです。
東急バスの1800番台は短尺だけでなく標準尺も導入されていました。短尺、標準尺ともに函館バスに移籍しています。


その後は函館バスの小谷石行きに乗車、函館駅から木古内駅まで乗車しました。
海を眺めながらゆっくりと知内のほうまで走っていく路線で、のんびり車窓を眺めつつ木古内へ向かいました。


車両はエアロバスでした。松前行きのブルーリボンシティも走っており、その20分後にこの小谷石行きが出ているため、小谷石行きはほとんど乗客が乗っていない状況でした。
函館市内で5名、木古内町内で1名程度の乗車がありました。

この日は江差線木古内~江差間の最終日だったため、最後に撮って来ました。
この日はキハ40、3連で運行していました。記念ヘッドマークも取りつけられています。

幻の駅、天の川駅。天の川駅行き臨時バスも出ていたため、バス停も設置されていました。



この日は臨時列車も出ており、江差線沿線も賑わっていました。

海をバックに函館バスが江差町内から上ノ国方面へ走って行きます―

そして江差駅。この日限りで江差駅にも列車は来なくなり、現在は函館バスが代替バスを運行しています。


本当にこの日の江差線沿線は賑わっていました。これからも活気あふれる町であってほしいですね。
江差~函館間の移動はJRよりもバスのほうが早かったこともあり、JR江差線の利用客数も減って行っただろうと思いますが、バスも補助金なしではやって行ける状況ではないでしょうね。
江差線代替バスも決して楽な状況ではないと思いますが、頑張ってもらいたいですね。
札幌圏のバスも動きが全くないわけでもなく、じょうてつでは新車の導入を確認しています。また、札幌ナンバーもいきなり進み、もう3700突入しているのではないかと言う勢いですね。
今回の記事は4月~5月にかけて道南方面を中心に出かけてきたのでその成果です。
札幌でもGW頃に桜が咲き、せっかくなので…ということで桜とバスの組み合わせが見れそうな場所を探し、撮って来ました。
桜とバスの組み合わせも1週間程度しか見れませんし、また来年―


滝野霊園シャトルバスもGW期間中は30分間隔で運行しており、モアイ像と絡めて撮って来ました。
この組み合わせもなかなか見れない、西岡営業所管内らしい風景ですね。
この日の滝野霊園シャトルでは、札幌200か1531の他にも札幌200か2375、札幌200か2663、札幌200か2819が運用に入っていたのも確認しています。


4月の話ですが、久しぶりに苫小牧へ行ってきました。
まずは元横浜市営の99年度車、893号車は港南仕様の車両です。


フジタバスに移籍した元横浜市営の00年度車、もう移籍してから1年が過ぎました。

こちらは苫小牧市営の最後の新車である815号車。新たにラッピングが施されていました。
もともと90年式の車両が纏っていたラッピングでしたが、引退したのかこの車両に引き継がれたようです。

その後、錦西営業所で許可を得て営業所内撮影させていただきました。

まず目に入ってきたのがMS7、689号車。
苫小牧市営時代では考えられないような車両が錦西営業所所属になっていました。特定輸送で稼働しているようです。

旧43系統、樽前ハッピー号は車両の小型が進み、今度はリエッセになっていました。

元千葉海浜交通の896号車、KL-HU2PMEA。

かなり錦西営業所所属車両も変わってきた印象を持ちますが、当然苫小牧市営時代から変わらない車両もまだまだ残っています。
こちらは850号車。数少ないKC-UAで、苫小牧市営時代は3台いましたが、現在は2台になっています。

まだP-も残っていました…!853号車(P-LV214N/1989年式)、床が板張りの車両はこの代が最後です。
元苫小牧市営のP-自体、この車両が最後の1台となってしまった可能性もあり、先はもう長くなさそうです。
苫小牧市営末期はほとんど動いていませんでしたが、道南バスになってからは割と稼働率が高くなった印象はありましたが、それでも結構早いペースで廃車が進んでいたようですね…。

こちらはその1年後の導入車両、U-LV224N/1990年式です。
この代も次の置き換えが入る頃には廃車になっているでしょうし、もうそう長くはないでしょうかね…。

苫小牧市営末期から稼働率も高く、87年式も残っていただけに置き換えはまだまだ先だろうと思っていたものですが―


もう苫小牧市営がなくなって2年。見慣れた車両も気がつかないうちにかなり台数を減らしてきています。緑のバスばかりになる日もそう遠くはないのかもしれませんね。

5月に入ってから江差へ行ってきました。

…と、その前に函館で市電に乗車してきたり…。

そして久しぶりの函館バス乗車。元函館市営バスの車両も全滅してしまい、いつの間にか中型車だらけになってしまっていました。
まず現行型のエアロミディ(TKG-MK27FH)、道内ではまだまだ台数が少ない型式ですが、函館バスではまとまった台数が導入されているようです。

マーキュリー塗装のトップドア車、1度乗ってみたい車両です。

たまたま狙っていた車両を見かけたので滝沢町という回転所まで行ってみました。


こちらが狙っていた車両の西工96MCノンステップ、KC-UA460HANです。東急バスからの移籍車で、全国的に導入例が少ない車両です。
移籍時に座席数を減らす改造が施されており、前~中扉間はロングシート3席と折り畳み座席2席の計5席のみで、他はすべて荷物スペースとなっています。


ノンステップ率が相当高くなったものの、まだツーステップ車も現役です。ただ、U-はかなり数を減らしているようです。
こちらは運良く乗車できた元東急バスのU-MP218Kです。

最近の東急バスからの移籍車を2台ほど…。
まずは最新の移籍車から新7Eノンステップ、KL-UA452KANです。
同型車は他にも中国バスやJRバス関東に移籍しており、中国バスで実際に乗車した時は内装も特に大きな改造が施されていませんでしたが、函館バスへ移籍した車両はやはり座席数が減らされるという改造が施されているようです。


続いて東急バスの大型ツーステップ車の中では最後の代となる1800番台(1999年式)、KC-HT2MLCAです。
東急バスの1800番台は短尺だけでなく標準尺も導入されていました。短尺、標準尺ともに函館バスに移籍しています。


その後は函館バスの小谷石行きに乗車、函館駅から木古内駅まで乗車しました。
海を眺めながらゆっくりと知内のほうまで走っていく路線で、のんびり車窓を眺めつつ木古内へ向かいました。


車両はエアロバスでした。松前行きのブルーリボンシティも走っており、その20分後にこの小谷石行きが出ているため、小谷石行きはほとんど乗客が乗っていない状況でした。
函館市内で5名、木古内町内で1名程度の乗車がありました。

この日は江差線木古内~江差間の最終日だったため、最後に撮って来ました。
この日はキハ40、3連で運行していました。記念ヘッドマークも取りつけられています。

幻の駅、天の川駅。天の川駅行き臨時バスも出ていたため、バス停も設置されていました。



この日は臨時列車も出ており、江差線沿線も賑わっていました。

海をバックに函館バスが江差町内から上ノ国方面へ走って行きます―

そして江差駅。この日限りで江差駅にも列車は来なくなり、現在は函館バスが代替バスを運行しています。


本当にこの日の江差線沿線は賑わっていました。これからも活気あふれる町であってほしいですね。
江差~函館間の移動はJRよりもバスのほうが早かったこともあり、JR江差線の利用客数も減って行っただろうと思いますが、バスも補助金なしではやって行ける状況ではないでしょうね。
江差線代替バスも決して楽な状況ではないと思いますが、頑張ってもらいたいですね。