旭川電気軌道 2014年の新車 - 2014.10.26 Sun
昨年に引き続き、旭川電気軌道で新車が導入されました。
昨年は道内初のQKG-MP37系と言うことで驚きでしたが、今年の新車はもっと驚きでした。(※去年の新車に関する記事は、こちらをクリックしてください。)

10月26日、旭川市豊岡にあるアモールショッピングセンターで新車展示会が行われ、実際に見てきましたので紹介します。
旭川電気軌道のノンステップ車は1997年よりほとんどが”アーバス塗装”を纏っていますが、今回の新車は全てが以前採用していた塗装を再現した”復刻塗装”で導入されました。
道北バスでは以前から復刻塗装を纏った車両がいますが、旭川電気軌道でも今とは違った塗装の車両が走りだすこととなります。
2016年に旭川電気軌道が90周年を迎えると言うことで、その関連でこのような復刻塗装になったのでしょうか。
登録番号ですが、去年に引き続き希望ナンバーとなっています。去年の新車が旭川230あ2000~2002であったため、今年の新車は旭川230あ2003よりスタートしています。
●ふそうエアロスター(QKG-MP38FM)
道内では初の新型エアロスターノンステップとなります。モデルチェンジされましたが、基本的な仕様自体は昨年の新車と特に大きな変わりはないようです。
塗装は、昭和60年から採用されて現在もツーステップ車が纏っている赤白塗装と昭和50年代まで採用されていたシルバー+ピンクの旧旭川バス塗装の2種類となっています。
赤白塗装が5台、旧旭川バス塗装が1台の計6台が導入されたようです。
中扉の窓が2枚になっている点なども旭川電気軌道らしい仕様ですね。


ヘッドライト周辺の塗り分けが異なっており、これだけでもかなり印象が違います。また、シルバー+ピンクのデザインの車両は視野拡大窓までピンク色のラインが続いています。


車内より。都市型の座席配置となっているため中扉より後ろの2列が1人がけとなっています。

こちらは車椅子が設置されている車内の様子です。

中央バスでは採用されませんでしたが、中扉直後の座席の背もたれが高くなっています。

道内のノンステップバスは、一番前の座席が撤去されていることが多いですが、旭川電気軌道の車両は以前より一番前の座席が設置されています。
また、タイヤハウス横にもシート生地が貼られているのも旭川電気軌道らしい仕様でしょうか。
ちなみに、1人がけ座席は幅が少し広い座席が採用されています。

・旭川230あ2003


・旭川230あ2004


●日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234N3)
2001年以来約13年ぶりに日野の大型路線新車が導入されました。また、旭川電気軌道初の日野ブルーリボンⅡとなります。
ふそう同様、アリソン製ATを搭載しているため、規制記号がQKG-となっています。
1台のみの導入であるため、試験的な導入ということなのでしょうか。
塗装は、十数年前まで見ることができた赤白塗装を纏っています。

車内より。ふそう同様、都市型の座席配置となっているため中扉より後ろの2列が1人がけとなっています。
また、優先席が横がけになっていたり、枕カバーがついていないなどの違いがあります。

・旭川230あ2005


冬ダイヤより計7台の新車が稼働ということですので、稼働開始が楽しみですね。
昨年は道内初のQKG-MP37系と言うことで驚きでしたが、今年の新車はもっと驚きでした。(※去年の新車に関する記事は、こちらをクリックしてください。)

10月26日、旭川市豊岡にあるアモールショッピングセンターで新車展示会が行われ、実際に見てきましたので紹介します。
旭川電気軌道のノンステップ車は1997年よりほとんどが”アーバス塗装”を纏っていますが、今回の新車は全てが以前採用していた塗装を再現した”復刻塗装”で導入されました。
道北バスでは以前から復刻塗装を纏った車両がいますが、旭川電気軌道でも今とは違った塗装の車両が走りだすこととなります。
2016年に旭川電気軌道が90周年を迎えると言うことで、その関連でこのような復刻塗装になったのでしょうか。
登録番号ですが、去年に引き続き希望ナンバーとなっています。去年の新車が旭川230あ2000~2002であったため、今年の新車は旭川230あ2003よりスタートしています。
●ふそうエアロスター(QKG-MP38FM)
道内では初の新型エアロスターノンステップとなります。モデルチェンジされましたが、基本的な仕様自体は昨年の新車と特に大きな変わりはないようです。
塗装は、昭和60年から採用されて現在もツーステップ車が纏っている赤白塗装と昭和50年代まで採用されていたシルバー+ピンクの旧旭川バス塗装の2種類となっています。
赤白塗装が5台、旧旭川バス塗装が1台の計6台が導入されたようです。
中扉の窓が2枚になっている点なども旭川電気軌道らしい仕様ですね。


ヘッドライト周辺の塗り分けが異なっており、これだけでもかなり印象が違います。また、シルバー+ピンクのデザインの車両は視野拡大窓までピンク色のラインが続いています。


車内より。都市型の座席配置となっているため中扉より後ろの2列が1人がけとなっています。

こちらは車椅子が設置されている車内の様子です。

中央バスでは採用されませんでしたが、中扉直後の座席の背もたれが高くなっています。

道内のノンステップバスは、一番前の座席が撤去されていることが多いですが、旭川電気軌道の車両は以前より一番前の座席が設置されています。
また、タイヤハウス横にもシート生地が貼られているのも旭川電気軌道らしい仕様でしょうか。
ちなみに、1人がけ座席は幅が少し広い座席が採用されています。

・旭川230あ2003


・旭川230あ2004


●日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234N3)
2001年以来約13年ぶりに日野の大型路線新車が導入されました。また、旭川電気軌道初の日野ブルーリボンⅡとなります。
ふそう同様、アリソン製ATを搭載しているため、規制記号がQKG-となっています。
1台のみの導入であるため、試験的な導入ということなのでしょうか。
塗装は、十数年前まで見ることができた赤白塗装を纏っています。

車内より。ふそう同様、都市型の座席配置となっているため中扉より後ろの2列が1人がけとなっています。
また、優先席が横がけになっていたり、枕カバーがついていないなどの違いがあります。

・旭川230あ2005


冬ダイヤより計7台の新車が稼働ということですので、稼働開始が楽しみですね。

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じょうてつ・日本交通の長尺車~KC-MP717P~ - 2014.10.13 Mon
日本で一番見たいバスがあり、その車両を見に行くために9月の旅行を計画しました。
…じょうてつの前後扉車。いつも見て、乗ってきた車両。バスに詳しくない方でも未だにじょうてつ=前後扉というイメージを持っている方は絶対にいると思います。
しかし、残念ながら2013年2月に札幌22か2920、2013年3月に最後まで生き残った車両である札幌22か2918も引退。(自社発注車ではないですが札幌200か407もその時期に運用離脱しています。)
2013年冬ダイヤの時期まで川沿営業所に留置されている姿は確認していたものの、残念ながらその後姿を消してしまいました。
じょうてつの前後扉車の中でも最後まで生き残った札幌22か2918、2920はふそうエアロスター(KC-MP717PT)。札幌22か2920は貸し切ったりもしましたし、相当思い入れのある車両…無理なことは分かっていますが、もう1度見たい、そして乗ってみたいと思っていました。

…短尺であれば他にも導入例も浮かんできますが、長尺であるKC-MP717P(T)、前後扉、後扉2枚折戸…そんな仕様の車両は日本全国探してもそんなにいるものではありません。
しかし、1年半前ほど前に札幌22か2918~2920そっくりな車両がいるという話を聞き、初めてその車両の存在を知りました。

※続きを読む方は”Read More”をクリックしてください。
…じょうてつの前後扉車。いつも見て、乗ってきた車両。バスに詳しくない方でも未だにじょうてつ=前後扉というイメージを持っている方は絶対にいると思います。
しかし、残念ながら2013年2月に札幌22か2920、2013年3月に最後まで生き残った車両である札幌22か2918も引退。(自社発注車ではないですが札幌200か407もその時期に運用離脱しています。)
2013年冬ダイヤの時期まで川沿営業所に留置されている姿は確認していたものの、残念ながらその後姿を消してしまいました。
じょうてつの前後扉車の中でも最後まで生き残った札幌22か2918、2920はふそうエアロスター(KC-MP717PT)。札幌22か2920は貸し切ったりもしましたし、相当思い入れのある車両…無理なことは分かっていますが、もう1度見たい、そして乗ってみたいと思っていました。

…短尺であれば他にも導入例も浮かんできますが、長尺であるKC-MP717P(T)、前後扉、後扉2枚折戸…そんな仕様の車両は日本全国探してもそんなにいるものではありません。
しかし、1年半前ほど前に札幌22か2918~2920そっくりな車両がいるという話を聞き、初めてその車両の存在を知りました。

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