2014年冬ダイヤ中央バス動向④~札幌200か3024 - 2015.01.27 Tue
旭川22か282”旭川電気軌道を楽しむ会”貸切乗車記 - 2015.01.24 Sat
リンクを1件追加しました。→民柄場
さっぽろバスピクトリアル管理メンバーであるzkokhさん(MAPBUSさん)がブログを開設されたということでリンクを結ばせていただきました。さっぽろバスピクトリアル内のコンテンツでも外国へ渡った北海道のバスについての話題が載せられていますが、こちらのブログではミャンマーへ渡った日本のバスや現地の交通の乗車記などが載せられており、なかなか外国のバスについて扱っているサイトが少ないこともあり、見ていて非常に面白いブログです。
本題です、2014年11月の話になりますが、”旭川電気軌道を楽しむ会”が行われ、お誘いをいただきましたので参加させていただきました。今回の記事はそのレポートです。


今回、貸切の主役となった車両は、旭川電気軌道の最古参車である旭川電気軌道春光営業所所属、旭川22か282です。
現在最古参車は1989年式で、P-はこの代がラストとなっています。
2014年秋に新車が入り、最古参車も台数が減りましたが、UDは消えたもののまだ日野とふそうが数台残っています。


今回はその残ったうちの1台を貸し切って旭川電気軌道を思いっきり楽しんできました。
道内のバスはほとんどがエアサス車ですが、旭川電気軌道ではU-半ばあたりまでリーフサス車が選択されており、この車両もリーフサス車となっています。
一般路線に入る機会も少ないため、夏は特に動く姿をほとんど見かけなく、乗る機会もなかなかない車両だけに乗車するには非常にいい機会となりました。



最古参車の1989年式と2014年式の新車、25年もの差があります。

車内より。座席は赤系のモケットで、床は板張りとなっています。



この照明も旭川電気軌道のこだわりのうちの1つでしょうか。

【車両詳細】
登録番号:旭川22か282
所属:旭川電気軌道春光営業所
年式:1989年
車種/型式:日野ブルーリボン/P-HT236BA
10:00、旭川駅発
旭川駅を出発し、まずは東川町へと向かいます。
旭川市の中心部を出て、数十分程度でいつの間にか景色も変わり、畑を眺めつつ進んでいきます。


最初の目的地は、東川町にあるキトウシ森林公園です。まずはここで形式写真を撮影します。


ここで毎度おなじみ、行先表示の変更をしましたのでいくつか紹介します。
”JR列車代行”、JRが止まった時のために用意されている幕かと思いますが、使われたことはあるのでしょうか。

”[809]ナイター観戦シャトルバス”、野球ということで系統も809番線になっており、野球のボールも描かれています。

”バリアフリーおもちゃ博”、こちらもシャトルバスで使用された表示でしょうか。

”旭川冬まつりシャトルバス”、冬まつりの際に使用される表示ですね。

”試運転”、JHBなどいくつかの事業者でも入っている試運転表示、実際に見ることはなかなかないですね。

”航空会社代替輸送”、JAL・ANA・AIR DO・SKYMARKの表示が入っています。




朝は雨が降っていた旭川、この時間になってようやく青空も見えてきました。
冬になるとスキー場などでにぎやかになるとは思いますが、まだ秋だったこともあり静かでいい場所でした。



11:20、キトウシ森林公園発
ここからは再び旭川市へと戻ります。春光営業所の車両ですが、この後共栄営業所へと入っていきます。
11:40、共栄営業所着
共栄営業所にお邪魔し、撮影させていただきました。

まずは旭川22か530、U-中頃の車両です。

旭川230あ2000、旭川電気軌道初のいすゞエルガワンステップで、旭岳へと向かう66番線で使用されています。



普段見ることのできない78番線表示も…!

旭川230あ2001、2013年に入った久しぶりのふそう新車です。

旭川230あ2004、旧旭川バス塗装を纏った復刻塗装車です。


旭川230あ2005、こちらも旧塗装を纏った復刻塗装車で、1台だけ導入された旭川電気軌道唯一の日野ブルーリボンⅡとなっています。


2014年10月の新車お披露目会以来の2014年式の並びを見ることができました!


新車(QKG-)の間に挟まれる最古参車(P-)。


日野同士の並び。所属営業所が違うため、なかなか見ることのできない並びです。

共栄営業所にもまだP-が残っています。こちらで残っているのはふそうエアロスターM(P-MP218P)のみです。
旭川22か293、294の並びを見ることもできました。
またLED更新されておらず、旭川電気軌道では貴重となった幕車です。


白幕だけでなく、一部の路線の幕は黒幕となっています。黒幕の行先表示を2つほど。
”[21]木工団地”、現在は見ることのできない表示のうちの1つです。

”[30]1条7丁目”、こちらも現在は見ることのできない表示です。1条7丁目の「7」の部分だけ後から変えられたのか、字体が異なっています。

車内より。座席はメーカーごとにモケットが異なっており、ふそうは灰色系のモケットとなっています。

最古参車同士の並び。道内でP-の並びは滅多に見ることができなくなりました、この並びが見れるのも次の新車が入るまででしょうか。


共栄営業所を後にし、春光営業所へと向かいます。

15:10、春光営業所着
続いて春光営業所にお邪魔し、撮影させていただきました。
旭川230あ7725、最近入った貸切車がやってきました。

春光営業所には旭川22か282のほか、同型車があと2台が在籍しています。旭川22か281はイオンの無料送迎があったころ、専属で入っていたため前面にサボを入れる枠が残っています。

一旦旭川22か282もここに入ります。

旭川22か536、旭川電気軌道では導入台数が少なかった日野7E(U-HT2MPAA/1991年式)です。


車内より。座席は日野ですので赤系のモケットで、2人がけ座席の形状がP-とU-以降では違いがあります。

前面のウィングマークとリアの旭川日野自動車のステッカーが日野の証ですね。


そして旭川22か282との並びが実現しました!
どちらも一般路線に入ることが少なく、なかなか見ることのできない車両でした。日野車体と富士重工車体、エンジンはほぼ一緒ですが、どちらも非常に良い車両ですね。
ちょうどよく夕陽も浴びて、久しぶりにこんなにバスが格好良いと思えるくらい素晴らしい並びでした。





2台ともワンマン灯も残っています。


17:00、旭川駅着。
楽しかった1日も終わり、旭川駅前に戻ってきました。


今回の貸切では、思いっきり旭川電気軌道を楽しむことができました。
最後に、ご協力いただいた旭川電気軌道春光営業所、共栄営業所職員の方々、1日中ハンドルを握っていただいた乗務員さん、幹事さんをはじめとする参加者の方々、本当にありがとうございました。
また、乗れることを願っています―

さっぽろバスピクトリアル管理メンバーであるzkokhさん(MAPBUSさん)がブログを開設されたということでリンクを結ばせていただきました。さっぽろバスピクトリアル内のコンテンツでも外国へ渡った北海道のバスについての話題が載せられていますが、こちらのブログではミャンマーへ渡った日本のバスや現地の交通の乗車記などが載せられており、なかなか外国のバスについて扱っているサイトが少ないこともあり、見ていて非常に面白いブログです。
本題です、2014年11月の話になりますが、”旭川電気軌道を楽しむ会”が行われ、お誘いをいただきましたので参加させていただきました。今回の記事はそのレポートです。


今回、貸切の主役となった車両は、旭川電気軌道の最古参車である旭川電気軌道春光営業所所属、旭川22か282です。
現在最古参車は1989年式で、P-はこの代がラストとなっています。
2014年秋に新車が入り、最古参車も台数が減りましたが、UDは消えたもののまだ日野とふそうが数台残っています。


今回はその残ったうちの1台を貸し切って旭川電気軌道を思いっきり楽しんできました。
道内のバスはほとんどがエアサス車ですが、旭川電気軌道ではU-半ばあたりまでリーフサス車が選択されており、この車両もリーフサス車となっています。
一般路線に入る機会も少ないため、夏は特に動く姿をほとんど見かけなく、乗る機会もなかなかない車両だけに乗車するには非常にいい機会となりました。



最古参車の1989年式と2014年式の新車、25年もの差があります。

車内より。座席は赤系のモケットで、床は板張りとなっています。



この照明も旭川電気軌道のこだわりのうちの1つでしょうか。

【車両詳細】
登録番号:旭川22か282
所属:旭川電気軌道春光営業所
年式:1989年
車種/型式:日野ブルーリボン/P-HT236BA
10:00、旭川駅発
旭川駅を出発し、まずは東川町へと向かいます。
旭川市の中心部を出て、数十分程度でいつの間にか景色も変わり、畑を眺めつつ進んでいきます。


最初の目的地は、東川町にあるキトウシ森林公園です。まずはここで形式写真を撮影します。


ここで毎度おなじみ、行先表示の変更をしましたのでいくつか紹介します。
”JR列車代行”、JRが止まった時のために用意されている幕かと思いますが、使われたことはあるのでしょうか。

”[809]ナイター観戦シャトルバス”、野球ということで系統も809番線になっており、野球のボールも描かれています。

”バリアフリーおもちゃ博”、こちらもシャトルバスで使用された表示でしょうか。

”旭川冬まつりシャトルバス”、冬まつりの際に使用される表示ですね。

”試運転”、JHBなどいくつかの事業者でも入っている試運転表示、実際に見ることはなかなかないですね。

”航空会社代替輸送”、JAL・ANA・AIR DO・SKYMARKの表示が入っています。




朝は雨が降っていた旭川、この時間になってようやく青空も見えてきました。
冬になるとスキー場などでにぎやかになるとは思いますが、まだ秋だったこともあり静かでいい場所でした。



11:20、キトウシ森林公園発
ここからは再び旭川市へと戻ります。春光営業所の車両ですが、この後共栄営業所へと入っていきます。
11:40、共栄営業所着
共栄営業所にお邪魔し、撮影させていただきました。

まずは旭川22か530、U-中頃の車両です。

旭川230あ2000、旭川電気軌道初のいすゞエルガワンステップで、旭岳へと向かう66番線で使用されています。



普段見ることのできない78番線表示も…!

旭川230あ2001、2013年に入った久しぶりのふそう新車です。

旭川230あ2004、旧旭川バス塗装を纏った復刻塗装車です。


旭川230あ2005、こちらも旧塗装を纏った復刻塗装車で、1台だけ導入された旭川電気軌道唯一の日野ブルーリボンⅡとなっています。


2014年10月の新車お披露目会以来の2014年式の並びを見ることができました!


新車(QKG-)の間に挟まれる最古参車(P-)。


日野同士の並び。所属営業所が違うため、なかなか見ることのできない並びです。

共栄営業所にもまだP-が残っています。こちらで残っているのはふそうエアロスターM(P-MP218P)のみです。
旭川22か293、294の並びを見ることもできました。
またLED更新されておらず、旭川電気軌道では貴重となった幕車です。


白幕だけでなく、一部の路線の幕は黒幕となっています。黒幕の行先表示を2つほど。
”[21]木工団地”、現在は見ることのできない表示のうちの1つです。

”[30]1条7丁目”、こちらも現在は見ることのできない表示です。1条7丁目の「7」の部分だけ後から変えられたのか、字体が異なっています。

車内より。座席はメーカーごとにモケットが異なっており、ふそうは灰色系のモケットとなっています。

最古参車同士の並び。道内でP-の並びは滅多に見ることができなくなりました、この並びが見れるのも次の新車が入るまででしょうか。


共栄営業所を後にし、春光営業所へと向かいます。

15:10、春光営業所着
続いて春光営業所にお邪魔し、撮影させていただきました。
旭川230あ7725、最近入った貸切車がやってきました。

春光営業所には旭川22か282のほか、同型車があと2台が在籍しています。旭川22か281はイオンの無料送迎があったころ、専属で入っていたため前面にサボを入れる枠が残っています。

一旦旭川22か282もここに入ります。

旭川22か536、旭川電気軌道では導入台数が少なかった日野7E(U-HT2MPAA/1991年式)です。


車内より。座席は日野ですので赤系のモケットで、2人がけ座席の形状がP-とU-以降では違いがあります。

前面のウィングマークとリアの旭川日野自動車のステッカーが日野の証ですね。


そして旭川22か282との並びが実現しました!
どちらも一般路線に入ることが少なく、なかなか見ることのできない車両でした。日野車体と富士重工車体、エンジンはほぼ一緒ですが、どちらも非常に良い車両ですね。
ちょうどよく夕陽も浴びて、久しぶりにこんなにバスが格好良いと思えるくらい素晴らしい並びでした。





2台ともワンマン灯も残っています。


17:00、旭川駅着。
楽しかった1日も終わり、旭川駅前に戻ってきました。


今回の貸切では、思いっきり旭川電気軌道を楽しむことができました。
最後に、ご協力いただいた旭川電気軌道春光営業所、共栄営業所職員の方々、1日中ハンドルを握っていただいた乗務員さん、幹事さんをはじめとする参加者の方々、本当にありがとうございました。
また、乗れることを願っています―


最近の成果より~あつまバス、JHBの新型エアロスター~ - 2015.01.05 Mon
コメント、掲示板の返信は今週中にしたいと思いますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。
今回は年明けてから札幌・苫小牧で見た車両動向を中心に紹介していきます。
●中央バス車両転属
コメントでも頂いていましたが、色内営業所朝里車庫に所属していた札幌200か2719が札幌北営業所へ転属しました。
札幌北営業所には新車(札幌200か3878)、転属車(札幌200か2719)の2台が入った関係で、札幌22か2661、札幌22か2895が落ちているものと思われます。


参考までに朝里時代。

大曲営業所に新車が入った関係で、大曲営業所に所属していた札幌200か1910が江別営業所へ転属しました。
これにより離脱車両が出たものと思われますが、札幌22か2663の稼働を確認しているため、他の車両が代替のようです。
2007年式ですが江別営業所では一番新しい車両となります。江別営業所にエルガ顔の車両が入るのは初めてのことです。

参考までに大曲時代。91年式がまだいた頃、大曲営業所も急行千歳=中ロマでした。しかし1910が急行千歳に入り、当時はかなり驚いたものですが、今となっては三方車が入るのも当たり前な状況になりましたね。

●道南バス
静内営業所に11号車(室蘭200か893←元札幌200か1163)が転属したようです。
秋に倶知安営業所に新車が3台入った関係で、この車両も転属となったものと思われます。
この日は、苫小牧~静内の中距離運用に入っていました。

元苫小牧市営バスの車両は、去年夏頃に89年式最後の1台も引退となりましたが、90年式の855号車はまだ現役でした。

●あつまバス、JHBの新型エアロスター
2014年12月からあつまバス、ジェイ・アール北海道バスに新型エアロスターが入りました。
あつまバスはここ最近は毎年1台ずつ新車が導入されており、今年は新型エアロスターが1台入りました。
年式的には置き換えは元名古屋市営のレインボーではないかと思いますが、代替車両は不明です。




【車両詳細】
登録:室蘭200か899
型式:QKG-MP35FP
あつまバスに入った直後にJHBでも新型エアロスターが2台(534-4961/札幌200か3893、534-4962/札幌200か3894)導入されました。
2台とも厚別営業所に配属されており、内装も去年の新車と大きな変化はないようです。
あつまバスもそうですが、JHBでもV-フェイスにあわせた塗り分けになっています。



【車両詳細】
車番:534-4962
登録:札幌200か3894
無線:294
型式:QKG-MP35FP
2014年だけで道内4事業者、14台の新型エアロスターが動き出したことになります。
今回は年明けてから札幌・苫小牧で見た車両動向を中心に紹介していきます。
●中央バス車両転属
コメントでも頂いていましたが、色内営業所朝里車庫に所属していた札幌200か2719が札幌北営業所へ転属しました。
札幌北営業所には新車(札幌200か3878)、転属車(札幌200か2719)の2台が入った関係で、札幌22か2661、札幌22か2895が落ちているものと思われます。


参考までに朝里時代。

大曲営業所に新車が入った関係で、大曲営業所に所属していた札幌200か1910が江別営業所へ転属しました。
これにより離脱車両が出たものと思われますが、札幌22か2663の稼働を確認しているため、他の車両が代替のようです。
2007年式ですが江別営業所では一番新しい車両となります。江別営業所にエルガ顔の車両が入るのは初めてのことです。

参考までに大曲時代。91年式がまだいた頃、大曲営業所も急行千歳=中ロマでした。しかし1910が急行千歳に入り、当時はかなり驚いたものですが、今となっては三方車が入るのも当たり前な状況になりましたね。

●道南バス
静内営業所に11号車(室蘭200か893←元札幌200か1163)が転属したようです。
秋に倶知安営業所に新車が3台入った関係で、この車両も転属となったものと思われます。
この日は、苫小牧~静内の中距離運用に入っていました。

元苫小牧市営バスの車両は、去年夏頃に89年式最後の1台も引退となりましたが、90年式の855号車はまだ現役でした。

●あつまバス、JHBの新型エアロスター
2014年12月からあつまバス、ジェイ・アール北海道バスに新型エアロスターが入りました。
あつまバスはここ最近は毎年1台ずつ新車が導入されており、今年は新型エアロスターが1台入りました。
年式的には置き換えは元名古屋市営のレインボーではないかと思いますが、代替車両は不明です。




【車両詳細】
登録:室蘭200か899
型式:QKG-MP35FP
あつまバスに入った直後にJHBでも新型エアロスターが2台(534-4961/札幌200か3893、534-4962/札幌200か3894)導入されました。
2台とも厚別営業所に配属されており、内装も去年の新車と大きな変化はないようです。
あつまバスもそうですが、JHBでもV-フェイスにあわせた塗り分けになっています。



【車両詳細】
車番:534-4962
登録:札幌200か3894
無線:294
型式:QKG-MP35FP
2014年だけで道内4事業者、14台の新型エアロスターが動き出したことになります。