2015年夏、まだ見れる中央バスU-自社発注路線車 - 2015.07.31 Fri
中央バスのU-も一気に代替が進み、特に三方車は残り台数が非常に少なくなりました。
今回の記事では、2015年夏になってもまだ残っている、中央バスに在籍するU-代の(北空知バス導入分も含めた)自社発注路線車を紹介していきます。
●日野
・日野ブルーリボン U-HU2MMAA(1995年式)
いわゆる空知仕様の標準尺のブルーリボンは、第一観光委託営業所にてまだ見ることができます。
なお、札幌22か2681についてはしばらく目撃していないため、現在も稼働しているかは不明です。

・日野ブルーリボン U-HU2MPAA(1995年式)
長尺・中扉4枚折戸という仕様は1992年から1995年までまとまった台数が導入され、札幌市内では当たり前のように見ることができました。
しかし現在では、江別営業所にいた札幌22か2663が7月ごろに引退したものと思われ、岩見沢営業所で冬季対策車扱いで活躍していた札幌22か2667が現在も残っているだけのようです。


・日野ブルーリボン U-HU3KPAA(1994年式/中ロマ車)
1994年導入の三方車は2013年までに全車引退していますが、中ロマ車は余市営業所でまだ2台活躍しています。
1994年春導入の札幌22か2287もまだ現役で、中央バスの一般路線車の中では最古参車となっています。



・日野ブルーリボン U-HU3KPAA(1995年式/中ロマ車)
1995年導入の中ロマ車はほとんどの車両がまだ活躍しています。台数も多く、導入時期や仕様が微妙に異なって導入されており、更にはシートモケットも様々な柄に替えられているため、バリエーションが豊富です。
この年までU-HU+富士重工7Eの車両も数多く導入されていましたが、現在は札幌22か2684のみになりました。
他にも、空知事業部新製配置(札幌200か1029)や北空知バス導入の車両(札幌200か752)も残っており、札幌200か1029は当時の中ロマ車に多く採用されていた、赤系のシートモケットも健在です。




●ふそう
・ふそうエアロスター U-MP618M(1995年式)
唯一空知事業部に残っているU-代の空知仕様車である、岩見沢営業所の札幌22か2704がまだ活躍しています。
同型の札幌22か2703は空知中央バスではあるものの、こちらもまだ活躍しています。

・ふそうエアロスター U-MP618P(1995年式)
同型式のエアロスターKは2011年末ごろに全車両引退していますが、エアロスターMについては1台のみ活躍しているのを確認しています。
数多く在籍していたU-MP618Pの最後の生き残りは平岡営業所に在籍する札幌22か2701で、平岡営業所には2015年3月まで他の同型車も在籍していたのを確認していますが、現在は引退しているものと思われます。


・ふそうエアロスター U-MP618PT(1995年式/中ロマ車)
北空知バスが導入し、その後中央バスへ移籍、石狩営業所に在籍する札幌200か1825がまだ活躍しています。
エアロスターの中ロマ車は1995年以降は2014年まで導入されておらず、日野車に紛れながらもある程度まとまった台数が在籍していたU-MP618PTも残り1台のみとなっています。

●いすゞ
2014年末に最後の生き残りであった札幌22か2661が引退したため、全滅となりました。

●日産ディーゼル
・日産ディーゼル+富士重工7E U-UA440NAN(1995年式)
三方車は西岡営業所に在籍する札幌22か2677が現在も活躍しているのを確認しています。
少なくとも冬季対策落ちせずに活躍しているのは札幌22か2677のみで、まだ新川営業所の同型車も生き残っている可能性がありますが、確認はできていません。

・日産ディーゼル+富士重工7E U-UA440NAN(1995年式/ワンステップ車)
1995年に試験的に2台が導入された中央バス初のワンステップ車、全国的にワンステップ車の導入は早かった方のように思います。
現在は冬季対策扱いではあるものの、石狩営業所の札幌22か2676がまだ在籍しています。

今回の記事では、2015年夏になってもまだ残っている、中央バスに在籍するU-代の(北空知バス導入分も含めた)自社発注路線車を紹介していきます。
●日野
・日野ブルーリボン U-HU2MMAA(1995年式)
いわゆる空知仕様の標準尺のブルーリボンは、第一観光委託営業所にてまだ見ることができます。
なお、札幌22か2681についてはしばらく目撃していないため、現在も稼働しているかは不明です。

登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2681 | 千歳 | 空知仕様 |
札幌22か2683 | 江別 | 空知仕様 |
・日野ブルーリボン U-HU2MPAA(1995年式)
長尺・中扉4枚折戸という仕様は1992年から1995年までまとまった台数が導入され、札幌市内では当たり前のように見ることができました。
しかし現在では、江別営業所にいた札幌22か2663が7月ごろに引退したものと思われ、岩見沢営業所で冬季対策車扱いで活躍していた札幌22か2667が現在も残っているだけのようです。


登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2667 | 岩見沢 |
・日野ブルーリボン U-HU3KPAA(1994年式/中ロマ車)
1994年導入の三方車は2013年までに全車引退していますが、中ロマ車は余市営業所でまだ2台活躍しています。
1994年春導入の札幌22か2287もまだ現役で、中央バスの一般路線車の中では最古参車となっています。



登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2287 | 余市 | 予備車 |
札幌22か2405 | 余市 |
・日野ブルーリボン U-HU3KPAA(1995年式/中ロマ車)
1995年導入の中ロマ車はほとんどの車両がまだ活躍しています。台数も多く、導入時期や仕様が微妙に異なって導入されており、更にはシートモケットも様々な柄に替えられているため、バリエーションが豊富です。
この年までU-HU+富士重工7Eの車両も数多く導入されていましたが、現在は札幌22か2684のみになりました。
他にも、空知事業部新製配置(札幌200か1029)や北空知バス導入の車両(札幌200か752)も残っており、札幌200か1029は当時の中ロマ車に多く採用されていた、赤系のシートモケットも健在です。




登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2528 | 余市 | |
札幌22か2664 | 江別 | |
札幌22か2665 | 千歳 | |
札幌22か2666 | 余市 | |
札幌22か2668 | 大曲 | 予備車? |
札幌22か2669 | 平岡 | |
札幌22か2670 | 平岡 | LED更新 |
札幌22か2671 | 平岡 | LED更新 |
札幌22か2672 | 平岡 | |
札幌22か2674 | 千歳 | |
札幌22か2675 | 大曲 | 予備車? |
札幌22か2684 | 余市 | 富士重工7E |
札幌22か2685 | 千歳 | |
札幌22か2686 | 千歳 | |
札幌22か2687 | 千歳 | |
札幌22か2688 | 千歳 | |
札幌22か2689 | 千歳 | |
札幌22か2690 | 千歳 | LED更新 |
札幌200か752 | 大曲 | 予備車? |
札幌200か1029 | 余市 | 空知仕様 |
●ふそう
・ふそうエアロスター U-MP618M(1995年式)
唯一空知事業部に残っているU-代の空知仕様車である、岩見沢営業所の札幌22か2704がまだ活躍しています。
同型の札幌22か2703は空知中央バスではあるものの、こちらもまだ活躍しています。

登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2704 | 岩見沢 |
・ふそうエアロスター U-MP618P(1995年式)
同型式のエアロスターKは2011年末ごろに全車両引退していますが、エアロスターMについては1台のみ活躍しているのを確認しています。
数多く在籍していたU-MP618Pの最後の生き残りは平岡営業所に在籍する札幌22か2701で、平岡営業所には2015年3月まで他の同型車も在籍していたのを確認していますが、現在は引退しているものと思われます。


登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2701 | 平岡 |
・ふそうエアロスター U-MP618PT(1995年式/中ロマ車)
北空知バスが導入し、その後中央バスへ移籍、石狩営業所に在籍する札幌200か1825がまだ活躍しています。
エアロスターの中ロマ車は1995年以降は2014年まで導入されておらず、日野車に紛れながらもある程度まとまった台数が在籍していたU-MP618PTも残り1台のみとなっています。

登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌200か1825 | 石狩 |
●いすゞ
2014年末に最後の生き残りであった札幌22か2661が引退したため、全滅となりました。

●日産ディーゼル
・日産ディーゼル+富士重工7E U-UA440NAN(1995年式)
三方車は西岡営業所に在籍する札幌22か2677が現在も活躍しているのを確認しています。
少なくとも冬季対策落ちせずに活躍しているのは札幌22か2677のみで、まだ新川営業所の同型車も生き残っている可能性がありますが、確認はできていません。

登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2677 | 西岡 |
・日産ディーゼル+富士重工7E U-UA440NAN(1995年式/ワンステップ車)
1995年に試験的に2台が導入された中央バス初のワンステップ車、全国的にワンステップ車の導入は早かった方のように思います。
現在は冬季対策扱いではあるものの、石狩営業所の札幌22か2676がまだ在籍しています。

登録番号 | 所属 | 備考 |
札幌22か2676 | 石狩 | 予備車 |
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2015.6~7 道内各地のバス動向 - 2015.07.11 Sat
道内のいくつかの都市へと行ってきたので、今回の記事ではバス動向や撮影した車両などを紹介していきます。
●北海道中央バス
・古参中ロマ車の動き
中ロマ車ですが、最近は動いているのを見かけていなかった古参車も数台稼働しているのを確認しています。
【札幌22か2287】
2014年8月の新車導入で既に引退したと思われていた札幌22か2287が5月ごろから再び動き出しました。
自社発注車では1994年秋導入の車両(札幌22か2400番台)ですら残り1台という状況であるにも関わらず、1994年春導入の車両が復活するというのは驚きでした。

【札幌200か752】
夏ダイヤ期間中はほとんど動いているのを見かけていなかった車両ですが、今月に入ってから何度か目撃しています。

●北都交通
・最近の新車
予約制路線向けの新車が導入され、2015年7月から稼働を開始しました。
前年から採用されているUSB充電とプラズマクラスター付きエアコンのほかに、今回の新車からプライベートカーテンも取り付けられるようになりました。
稚内、根室、函館方面だけでなく、帯広まで3時間半程度という昼行便でも運用されています。
【札幌200か4059】

帯広からのポテトライナーで運良く乗車することができましたので、車内の画像も紹介します。

●道南バス
・苫小牧市営委譲路線からの用途変更車両
苫小牧市交通部委譲路線向けとして導入された車両の一部が郊外線向けに転用されています。
元千葉海浜交通の894号車、895号車が転用されているのを確認しました。運賃表も液晶タイプに交換されています。
【894 室蘭200か776】

●沿岸バス
・最近の新車
2014年に留萌~羽幌~幌延~豊富を結ぶ豊富留萌線向けに3台の新車が導入されました。
2012年導入のふそうエアロスター(QKG-MP35FM)以来の路線車で、日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234Q3)が選択されました。
【旭川230い1402】

・その他撮影した車両から
【旭川22か784】

【旭川230あ1301】
羽幌港連絡バスで使用される車両で、”観音崎らいな号”として同社のキャラクターのラッピングを纏っています。

●北海道北見バス
・旧塗装車
最近1台が引退したものと思われ、残りが遠軽営業所に4台、北見営業所に1台の計5台が残る旧塗装車。
台数が少ない上に郊外線メインのため運用範囲が広く、なかなか見かけることのできない車両です。
【北見22う295】
この車両は、その中でも2台残っている日野ブルーリボン(KC-HU2MPCA)のうちの1台です。

●北紋バス
・撮影した車両から
【北見22う354】

【北見22う356】

【北見200か189】
現在1台のみ在籍するふそうエアロミディ(PA-MK27FH)、同社初のノンステップ車です。
もともと同時期に導入された同型車がもう1台在籍していましたが、北鉄奥能登バスに移籍しています。

【北見200か218】

【北見200か219】

【北見230あ104】

●網走バス
・最近のラッピング車両
2015年5月末に最新の名鉄バスからの移籍車2台にラッピングが施されました。
【北見200か355】
網走バスに在籍する元名鉄バスの中では唯一のノンステップ車(KL-MP37JM)にコカ・コーラのラッピングが施されました。

【北見200か356】
同じく元名鉄バスのふそうエアロスター(KL-MP35JM)に北海道新幹線のラッピングが施されました。
ラッピングを纏っているのは側面のみであるため、前後は名鉄バス時代の塗装がそのまま残っています。

・その他撮影した車両から
【北見22う313】

【北見22う317】
郊外線メインで活躍するトップドア車で、道内では珍しい短尺(KC-MP717K)が選択されています。

【北見200か338】

●阿寒バス
・古参車
【北見200か245】
もともとは都営バスが1987年(R代車)に導入した車両で、阿寒バス移籍後は本社営業所に配属されていましたが、その後美幌営業所に転属し、現在に至ります。
阿寒バスでは最古参車両となる車両で、美幌町内循環線専属車両が運用から外れているときにしか動かない予備車です。
そのため、1年の間で10日前後しか動かないという非常に貴重な車両ですが、運よく乗車することができました。
予備車の期間が非常に長いため、走行距離が相当短く状態も割と良いように思えますが、経年車のためそろそろ引退も迫っているのではないでしょうか。




車内より。車内も都営バス時代からほとんど変わっておらず、床も板張り、無地の青色モケットがそのまま残っています。



●十勝バス
・最近の移籍車
東武バスから移籍車が2台導入され、6月から稼働を開始しました。
日野レインボー中型ロング車(KL-HR1JNEE)は、道内の事業者では北見バスに次いで2例目の移籍例となりました。
【帯広230あ1502】


銀河線転換バス用で導入されたレインボーHRとの並びも。

【帯広230あ1503】

・古参車
まだP-が数台残っています。トップドア車はまとまった台数が残っていますが、前中扉車は残り3台のみとなりました。
【帯広22う381、383】
元JR北海道バスの日野ブルーリボン(P-HU236BA)も残り2台ではあるものの、まだ在籍しています。
もともとは”札幌22か”の2桁台のナンバーであった車両、ジェイ・アール北海道バスに残った同型車は10年ほど前に引退、拓殖バスに移籍した同型車も既にいなくなっていますが、27年目となる現在でも残っているこの2台はかなり長生きしている車両です。


【帯広230あ116】
元京急バスの日野ブルーリボン(P-HT235BA)は3台移籍しましたが、現在はこの車両のみとなっています。
貴重なP-の京急型ワンステップバス、道内では道南バスにもまだ在籍しており、その姿を見ることができます。

・その他撮影した車両から
【帯広22う191】
この塗装の車両も徐々に姿を消していますが、この車両はウィングマークなどもそのまま残っています。


【帯広22う193】
同型車の中では唯一となるトップドア車、現在はラッピングが施されています。

【帯広22う286】
士幌線転換バスとして導入された日野ブルーリボン(U-HU3KPAA)ですが、同型車で専用塗装(夢大陸とかちカラー)を纏っている車両はこの車両のみとなりました。

【帯広22う288】
こちらももともとは夢大陸とかちカラーを纏っていましたが、塗装更新の際に黄色一色の塗装に変更されました。

【帯広22う314】
5月末に北海道新幹線のラッピングが施されました。

【帯広230あ2032、2052】

【帯広230あ2092、2102】

【帯広230あ1307】
元自家用と思われる日野ブルーリボン(KC-HU2MLCA)。銀サッシ逆T字窓、十勝バスでは唯一の中扉4枚折戸という特徴的な仕様です。

【帯広230あ1309】
こちらの車両も最近になってラッピングが施されるようになりました。ラッピングされている範囲が広いこともあり、遠くからでも目立つデザインです。

●北海道拓殖バス
・最近の移籍車
元関東バスの日野レインボー(KK-HR1JKEE)が流れています。
【帯広200か241】

・古参車
ふそうエアロスターKが残り少なくなり、本社営業所に残っているのは1台のみです。
他にも数台残っていますが、転属により帯広市内には滅多に姿を見せなくなりました。
【帯広22う67】
拓殖バス最後のP-MP、そして唯一本社営業所に残っている、ふそうエアロスターK(P-MP618M)です。

エアロスターMとの並び。帯広市内に行くと高頻度でエアロスターKを見ることができましたが、そのほとんどは関東バスからの中型車で置き換えとなりました。

・その他撮影した車両から
【帯広22う293】

【帯広200か145】

【帯広200か180】
●北海道中央バス
・古参中ロマ車の動き
中ロマ車ですが、最近は動いているのを見かけていなかった古参車も数台稼働しているのを確認しています。
【札幌22か2287】
2014年8月の新車導入で既に引退したと思われていた札幌22か2287が5月ごろから再び動き出しました。
自社発注車では1994年秋導入の車両(札幌22か2400番台)ですら残り1台という状況であるにも関わらず、1994年春導入の車両が復活するというのは驚きでした。

【札幌200か752】
夏ダイヤ期間中はほとんど動いているのを見かけていなかった車両ですが、今月に入ってから何度か目撃しています。

●北都交通
・最近の新車
予約制路線向けの新車が導入され、2015年7月から稼働を開始しました。
前年から採用されているUSB充電とプラズマクラスター付きエアコンのほかに、今回の新車からプライベートカーテンも取り付けられるようになりました。
稚内、根室、函館方面だけでなく、帯広まで3時間半程度という昼行便でも運用されています。
【札幌200か4059】

帯広からのポテトライナーで運良く乗車することができましたので、車内の画像も紹介します。

●道南バス
・苫小牧市営委譲路線からの用途変更車両
苫小牧市交通部委譲路線向けとして導入された車両の一部が郊外線向けに転用されています。
元千葉海浜交通の894号車、895号車が転用されているのを確認しました。運賃表も液晶タイプに交換されています。
【894 室蘭200か776】

●沿岸バス
・最近の新車
2014年に留萌~羽幌~幌延~豊富を結ぶ豊富留萌線向けに3台の新車が導入されました。
2012年導入のふそうエアロスター(QKG-MP35FM)以来の路線車で、日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234Q3)が選択されました。
【旭川230い1402】

・その他撮影した車両から
【旭川22か784】

【旭川230あ1301】
羽幌港連絡バスで使用される車両で、”観音崎らいな号”として同社のキャラクターのラッピングを纏っています。

●北海道北見バス
・旧塗装車
最近1台が引退したものと思われ、残りが遠軽営業所に4台、北見営業所に1台の計5台が残る旧塗装車。
台数が少ない上に郊外線メインのため運用範囲が広く、なかなか見かけることのできない車両です。
【北見22う295】
この車両は、その中でも2台残っている日野ブルーリボン(KC-HU2MPCA)のうちの1台です。

●北紋バス
・撮影した車両から
【北見22う354】

【北見22う356】

【北見200か189】
現在1台のみ在籍するふそうエアロミディ(PA-MK27FH)、同社初のノンステップ車です。
もともと同時期に導入された同型車がもう1台在籍していましたが、北鉄奥能登バスに移籍しています。

【北見200か218】

【北見200か219】

【北見230あ104】

●網走バス
・最近のラッピング車両
2015年5月末に最新の名鉄バスからの移籍車2台にラッピングが施されました。
【北見200か355】
網走バスに在籍する元名鉄バスの中では唯一のノンステップ車(KL-MP37JM)にコカ・コーラのラッピングが施されました。

【北見200か356】
同じく元名鉄バスのふそうエアロスター(KL-MP35JM)に北海道新幹線のラッピングが施されました。
ラッピングを纏っているのは側面のみであるため、前後は名鉄バス時代の塗装がそのまま残っています。

・その他撮影した車両から
【北見22う313】

【北見22う317】
郊外線メインで活躍するトップドア車で、道内では珍しい短尺(KC-MP717K)が選択されています。

【北見200か338】

●阿寒バス
・古参車
【北見200か245】
もともとは都営バスが1987年(R代車)に導入した車両で、阿寒バス移籍後は本社営業所に配属されていましたが、その後美幌営業所に転属し、現在に至ります。
阿寒バスでは最古参車両となる車両で、美幌町内循環線専属車両が運用から外れているときにしか動かない予備車です。
そのため、1年の間で10日前後しか動かないという非常に貴重な車両ですが、運よく乗車することができました。
予備車の期間が非常に長いため、走行距離が相当短く状態も割と良いように思えますが、経年車のためそろそろ引退も迫っているのではないでしょうか。




車内より。車内も都営バス時代からほとんど変わっておらず、床も板張り、無地の青色モケットがそのまま残っています。



●十勝バス
・最近の移籍車
東武バスから移籍車が2台導入され、6月から稼働を開始しました。
日野レインボー中型ロング車(KL-HR1JNEE)は、道内の事業者では北見バスに次いで2例目の移籍例となりました。
【帯広230あ1502】


銀河線転換バス用で導入されたレインボーHRとの並びも。

【帯広230あ1503】

・古参車
まだP-が数台残っています。トップドア車はまとまった台数が残っていますが、前中扉車は残り3台のみとなりました。
【帯広22う381、383】
元JR北海道バスの日野ブルーリボン(P-HU236BA)も残り2台ではあるものの、まだ在籍しています。
もともとは”札幌22か”の2桁台のナンバーであった車両、ジェイ・アール北海道バスに残った同型車は10年ほど前に引退、拓殖バスに移籍した同型車も既にいなくなっていますが、27年目となる現在でも残っているこの2台はかなり長生きしている車両です。


【帯広230あ116】
元京急バスの日野ブルーリボン(P-HT235BA)は3台移籍しましたが、現在はこの車両のみとなっています。
貴重なP-の京急型ワンステップバス、道内では道南バスにもまだ在籍しており、その姿を見ることができます。

・その他撮影した車両から
【帯広22う191】
この塗装の車両も徐々に姿を消していますが、この車両はウィングマークなどもそのまま残っています。


【帯広22う193】
同型車の中では唯一となるトップドア車、現在はラッピングが施されています。

【帯広22う286】
士幌線転換バスとして導入された日野ブルーリボン(U-HU3KPAA)ですが、同型車で専用塗装(夢大陸とかちカラー)を纏っている車両はこの車両のみとなりました。

【帯広22う288】
こちらももともとは夢大陸とかちカラーを纏っていましたが、塗装更新の際に黄色一色の塗装に変更されました。

【帯広22う314】
5月末に北海道新幹線のラッピングが施されました。

【帯広230あ2032、2052】

【帯広230あ2092、2102】

【帯広230あ1307】
元自家用と思われる日野ブルーリボン(KC-HU2MLCA)。銀サッシ逆T字窓、十勝バスでは唯一の中扉4枚折戸という特徴的な仕様です。

【帯広230あ1309】
こちらの車両も最近になってラッピングが施されるようになりました。ラッピングされている範囲が広いこともあり、遠くからでも目立つデザインです。

●北海道拓殖バス
・最近の移籍車
元関東バスの日野レインボー(KK-HR1JKEE)が流れています。
【帯広200か241】

・古参車
ふそうエアロスターKが残り少なくなり、本社営業所に残っているのは1台のみです。
他にも数台残っていますが、転属により帯広市内には滅多に姿を見せなくなりました。
【帯広22う67】
拓殖バス最後のP-MP、そして唯一本社営業所に残っている、ふそうエアロスターK(P-MP618M)です。

エアロスターMとの並び。帯広市内に行くと高頻度でエアロスターKを見ることができましたが、そのほとんどは関東バスからの中型車で置き換えとなりました。

・その他撮影した車両から
【帯広22う293】

【帯広200か145】

【帯広200か180】
