2016年秋 中央バス車両動向①~注目の新車+α - 2016.10.29 Sat
北海道中央バスでは10月から今年度の新車導入が始まり、既に40台以上納車されています。
今回はその中でも個人的に注目した新車を3つに絞って紹介したいと思います。

●道内初の日野ブルーリボンハイブリッド
中央バスでは2年半ぶりとなるハイブリッド車が導入され、西岡営業所に配属されました。
2015年12月より販売開始した日野ブルーリボンハイブリッドの導入自体、道内では初のこととなります。
中央バスでは初となるAMTが採用されています。内装は他の車両と大きな差異はありません。
また、前回導入分のハイブリッド車と同様に水色の”ハイブリッド”ロゴが貼られています。


【車両詳細】
登録:札幌200か4522
車種:日野ブルーリボンハイブリッド(QSG-HL2ASAP)
所属:北海道中央バス西岡営業所

代替は札幌22か2900かと思われます。2007年夏、それまでふそうの最新車両はエアロスターMだった西岡営業所に初めて転属して来たニューエアロスターでした。

●余市営業所初のノンステップ中ロマ車
今回、2年ぶりに余市営業所にも新車が導入されました。
余市営業所では初となるノンステップ車で、中ロマ仕様となっているため余市営業所管内各路線で使用されているようです。
札幌22か2528の稼働も確認しているため、最古参と最新の日野中ロマ車が並ぶ光景も見ることが出来そうです。

【車両詳細】
登録:札幌200か4533
車種:日野ブルーリボン(QPG-KV290Q1)
所属:北海道中央バス余市営業所美国車庫(推測)

積丹余別まで行く長距離運用に就いている姿を見ることもできました。
●色内営業所初の新型エルガ
今年春の路線新車はすべて札幌事業部のみの導入でしたが、今回の新車は小樽事業部にも導入されました。
先述の余市営業所だけでなく、色内営業所にも導入され、各車庫に配属されています。

【車両詳細】
登録:札幌200か4494
車種:いすゞエルガ(QPG-LV290Q1)
所属:北海道中央バス色内営業所朝里車庫
その他の車両は後日別記事で紹介します。
先日、再び岩内方面へ行ってきました。
途中通りかかった余市では古参車の札幌200か1029に乗車することができました。


赤系のシートモケットは94年度末導入までの中ロマ車で採用されていましたが、廃車が進んだことやモケット更新などにより、この札幌200か1029が赤系モケットを最後まで維持していた車両でした。


岩内では前回の記事でも紹介した、札幌22か2683の姿を見ることができました。

しばらく運用に入っている姿を見なかった札幌200か51は塗装更新されており、乗車することができました。


雷電温泉郷まで乗車後、札幌200か1198で岩内へ。

〆に羊蹄山を眺めながら岩内へと向かう札幌22か2683を撮影。見慣れたこの姿を見れるのもあとどのくらいでしょうか―
今回はその中でも個人的に注目した新車を3つに絞って紹介したいと思います。

●道内初の日野ブルーリボンハイブリッド
中央バスでは2年半ぶりとなるハイブリッド車が導入され、西岡営業所に配属されました。
2015年12月より販売開始した日野ブルーリボンハイブリッドの導入自体、道内では初のこととなります。
中央バスでは初となるAMTが採用されています。内装は他の車両と大きな差異はありません。
また、前回導入分のハイブリッド車と同様に水色の”ハイブリッド”ロゴが貼られています。


【車両詳細】
登録:札幌200か4522
車種:日野ブルーリボンハイブリッド(QSG-HL2ASAP)
所属:北海道中央バス西岡営業所

代替は札幌22か2900かと思われます。2007年夏、それまでふそうの最新車両はエアロスターMだった西岡営業所に初めて転属して来たニューエアロスターでした。

●余市営業所初のノンステップ中ロマ車
今回、2年ぶりに余市営業所にも新車が導入されました。
余市営業所では初となるノンステップ車で、中ロマ仕様となっているため余市営業所管内各路線で使用されているようです。
札幌22か2528の稼働も確認しているため、最古参と最新の日野中ロマ車が並ぶ光景も見ることが出来そうです。

【車両詳細】
登録:札幌200か4533
車種:日野ブルーリボン(QPG-KV290Q1)
所属:北海道中央バス余市営業所美国車庫(推測)

積丹余別まで行く長距離運用に就いている姿を見ることもできました。
●色内営業所初の新型エルガ
今年春の路線新車はすべて札幌事業部のみの導入でしたが、今回の新車は小樽事業部にも導入されました。
先述の余市営業所だけでなく、色内営業所にも導入され、各車庫に配属されています。

【車両詳細】
登録:札幌200か4494
車種:いすゞエルガ(QPG-LV290Q1)
所属:北海道中央バス色内営業所朝里車庫
その他の車両は後日別記事で紹介します。
先日、再び岩内方面へ行ってきました。
途中通りかかった余市では古参車の札幌200か1029に乗車することができました。


赤系のシートモケットは94年度末導入までの中ロマ車で採用されていましたが、廃車が進んだことやモケット更新などにより、この札幌200か1029が赤系モケットを最後まで維持していた車両でした。


岩内では前回の記事でも紹介した、札幌22か2683の姿を見ることができました。

しばらく運用に入っている姿を見なかった札幌200か51は塗装更新されており、乗車することができました。


雷電温泉郷まで乗車後、札幌200か1198で岩内へ。

〆に羊蹄山を眺めながら岩内へと向かう札幌22か2683を撮影。見慣れたこの姿を見れるのもあとどのくらいでしょうか―

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2016.10 ニセコバス動向 - 2016.10.11 Tue
今回はニセコバスで大きな動きがあったため紹介します。

【中央バスからの移籍車】
・札幌22か2683(中央バス江別営業所→ニセコバス岩内営業所)

今年2月の時点で既に確認していましたが、札幌22か2683が中央バスからニセコバスに移籍しています。
中央バス本体では既にU-の三方車が全車引退しており、残りはグループ間移籍を果たした札幌22か2683と札幌22か2703のみとなっています。標準尺・二段窓の”空知仕様車”も貴重な存在になりました。
中央バスグループ最後のU-HU2MMAA、少しでも長く生き残ってもらいたいですね。

側面幕は小さいものが使用されています。

参考までに江別営業所時代。

・札幌200か2598(中央バス新川営業所→ニセコバス岩内営業所寿都在勤)

今年2月に新車が入った関係で運用離脱していた札幌200か2598がニセコバスへの移籍を果たしました。
2009年末に関東バスから中央バスへ移籍し、唯一の大型ショート移籍車として新川営業所にて活躍していました。
そして最近になってニセコバスへ移籍、寿都在勤車として活躍しているものと思われます。

参考までに新川営業所時代。

【本州からの移籍車】
・札幌200か4407

ニセコバスでは3台目となる元千葉海浜交通のブルーリボンシティ(KL-HU2PMEA)ですが、他の2台よりも1年新しい2002年式かと思われます。
ニセコバス岩内営業所に所属し、特定輸送用として運用されているため、貸切登録となっています。
なお、代替は札幌22か2440かと思われます。これにより、1994年秋導入(札幌22か2404~2460)の車両が全車引退となりました。
この車両は2013年春に中央バス新川営業所からニセコバス岩内営業所へグループ間移籍を果たし、他の同年式車よりも数年長く活躍していました。22年間、お疲れさまでした。

そして、元千葉海浜交通のブルーリボンシティ(KL-HU2PMEA)全7台すべてが移籍を果たしたことになり、そのうち5台は北海道にて活躍しています。
ニセコバスに移籍した車両と元車番は以下の通りです。
・札幌200か3459(元千葉海浜交通273/推測)

・札幌200か4124(元千葉海浜交通274/推測)

参考までに千葉海浜交通時代。

・札幌200か4407(元千葉海浜交通276/推測)

【その他】
・札幌22う187

実証運行されていた岩内町内循環便ですが、今年10月より”ノッタライン”という愛称がついて運行されることになりました。
ニセコバス岩内営業所が担当し、もともと貸切で使用されていたこの車両が専属車になったようです。
・札幌200か706

中央バスでは富士重工1Mが3台導入されましたが、現在はこの車両のみが生き残っています。

【中央バスからの移籍車】
・札幌22か2683(中央バス江別営業所→ニセコバス岩内営業所)

今年2月の時点で既に確認していましたが、札幌22か2683が中央バスからニセコバスに移籍しています。
中央バス本体では既にU-の三方車が全車引退しており、残りはグループ間移籍を果たした札幌22か2683と札幌22か2703のみとなっています。標準尺・二段窓の”空知仕様車”も貴重な存在になりました。
中央バスグループ最後のU-HU2MMAA、少しでも長く生き残ってもらいたいですね。

側面幕は小さいものが使用されています。

参考までに江別営業所時代。

・札幌200か2598(中央バス新川営業所→ニセコバス岩内営業所寿都在勤)

今年2月に新車が入った関係で運用離脱していた札幌200か2598がニセコバスへの移籍を果たしました。
2009年末に関東バスから中央バスへ移籍し、唯一の大型ショート移籍車として新川営業所にて活躍していました。
そして最近になってニセコバスへ移籍、寿都在勤車として活躍しているものと思われます。

参考までに新川営業所時代。

【本州からの移籍車】
・札幌200か4407

ニセコバスでは3台目となる元千葉海浜交通のブルーリボンシティ(KL-HU2PMEA)ですが、他の2台よりも1年新しい2002年式かと思われます。
ニセコバス岩内営業所に所属し、特定輸送用として運用されているため、貸切登録となっています。
なお、代替は札幌22か2440かと思われます。これにより、1994年秋導入(札幌22か2404~2460)の車両が全車引退となりました。
この車両は2013年春に中央バス新川営業所からニセコバス岩内営業所へグループ間移籍を果たし、他の同年式車よりも数年長く活躍していました。22年間、お疲れさまでした。

そして、元千葉海浜交通のブルーリボンシティ(KL-HU2PMEA)全7台すべてが移籍を果たしたことになり、そのうち5台は北海道にて活躍しています。
ニセコバスに移籍した車両と元車番は以下の通りです。
・札幌200か3459(元千葉海浜交通273/推測)

・札幌200か4124(元千葉海浜交通274/推測)

参考までに千葉海浜交通時代。

・札幌200か4407(元千葉海浜交通276/推測)

【その他】
・札幌22う187

実証運行されていた岩内町内循環便ですが、今年10月より”ノッタライン”という愛称がついて運行されることになりました。
ニセコバス岩内営業所が担当し、もともと貸切で使用されていたこの車両が専属車になったようです。
・札幌200か706

中央バスでは富士重工1Mが3台導入されましたが、現在はこの車両のみが生き残っています。
