2014年春~6月 札幌圏バス動向 - 2014.06.08 Sun
今年度に入ってから札幌圏のバスは動きがないようで割とありました。
今回は、札幌圏大手3社を中心に最近の動きをまとめて記事にしてみます。
●中央バス(札幌事業部・小樽事業部・ニセコバス)
・中央バス新車
西岡営業所に定期観光向けの新車が導入され、6月に入ってから稼働開始したようです。
登録番号は札幌200か3713で、札幌200か2815以来4年ぶりの定期観光向けエアロエースとなります。シートモケットは黒色系のものを採用しており、今まで採用されたことのないデザインとなっています。
ちなみに定期観光の古参車は、札幌22か2948、札幌22か3167を目撃しています。また、札幌200か3713は札幌市内の半日コース入っていたため、札幌200か1677の置き換えである可能性が高そうです。


【車両詳細】
登録番号:札幌200か3713
車種:ふそうエアロエース
型式:QRG-MS96VP
所属:北海道中央バス西岡営業所
車体デザイン:定期観光塗装(道庁赤レンガ)
・ニセコバス新車
ニセコバスに貸切向け新車が導入されました。登録番号は札幌200か3655で、日野セレガです。Jピラーがつけられたため、見た目の雰囲気も少し変った印象を持ちます。

・古参車情報
札幌22か2965を見ることができました。最近は見かけていなかったものの、まだまだ頑張っています。次の新車で置き換えになってしまうのでしょうか、中央バスの札幌22ナンバーの高速車が見れるのもあとわずかでしょうか。

●ジェイ・アール北海道バス
・新車情報
貸切向けと思われる新車を目撃しました。QRG-MS96VPが3台で、車番・ナンバーともに不明です。
●じょうてつ
・新車/古参車の動き
春にいすゞの新車が2台導入されましたが、先月からふそうの新車も導入が続いており、大きな動きが出ています。
新車と代替車両の一覧は以下の通りです。(2014年6月8日現在)
藻岩営業所は、札幌200か3652と札幌200か3695が入った影響で、元西武バス(札幌200か1193)と元札幌市営バス(札幌22か2847)が1台ずつ引退となり、じょうてつに在籍する元札幌市営バスは札幌22か3059のみとなってしまいました。
川沿営業所は札幌200か1767が引退し、代替として札幌200か3652が導入されました。札幌200か1772よりも2年ほど長生きでした。

札幌200か3674で置き換えられたのは札幌200か407で、これによりじょうてつの前後扉車は完全に全滅となりました。
札幌200か407は2000年にじょうてつへ移籍してきました。2010年春にはシートモケット交換、2013年2月にLED更新されましたが、同年春には運用離脱、ディーラーで何度かその姿も目撃しましたが、残念ながら引退となってしまったようです。

また、貴重なINOMATを搭載した車両でもあり、座席配置も自社発注とは全く違ったもので、非常に特徴的な車両でした。


自社発注の前後扉車は2013年3月に引退しましたが、札幌200か407の引退によりじょうてつから前後扉車が姿を消してしまったのは本当に残念です。
改めて、たくさんの思い出をありがとう。さようなら、じょうてつ前後扉車―



そして、札幌200か3680、3702、3704の導入で札幌200か52~54が引退になったと思われます。これにより、1998年導入のKC-HU3KPCAは全滅となりました。
いよいよ1998年導入の前中扉車の置き換えも始まってしまい、残念な限りです。札幌200か52~54はもともと行先表示が幕でしたが、2006年にLED更新、そしてディライトの設置も行われていました。


札幌200か3709という車両が入ったという情報もいただいており、今後も目が離せません。
・ラッピング車両
新たにラッピングが施された車両がいました。貸切用だった札幌200か3073が定山渓温泉かっぱバスのラッピングを纏うようになり、かっぱライナーでも使用されているものと思われます。

参考までにマーキュリー塗装時代。

ラッピングが解除された車両も出ています。2006年ごろからサッポロピリカコタンのラッピングを纏っていた札幌200か1597が、現行塗装に戻されました。同時にシートモケット更新も行われています。

参考までにラッピング時代。

最近の成果もいくつか…。
三笠方面へ行ってきました、炭鉱で栄えていた頃は賑わっていた幾春別町。旧幌内線唐松駅付近をバスが走って行きます。

奔別炭鉱を眺めつつバスは幾春別町回転所へと向かって行きます。数ヶ月前のリベンジでした。

その後は滝川へも行き、札幌200か1030がたまたまいたので乗車してきました。貴重な日野+7Eのロマンス車ですね。

道南バスの新車も目撃していましたが、撮ることができました。この日の浦河行きは2台体制で、こちらは静内止まりだったようです。

トップ記事でも触れた通り、ジェイ・アール北海道バスと沿岸バスの元都営都市新バスを貸し切ったツアーに参加させていただきました。詳しいレポートは後日紹介したいと思います。
ジェイ・アール北海道バス、沿岸バスの乗務員さん・職員の方々、幹事さんをはじめとする参加者の皆さん、どうもありがとうございました。


※営業所内で撮影した画像は許可を得て撮影したものです。また、記事作成にあたり、情報を提供していただいた方々ありがとうございました。
今回は、札幌圏大手3社を中心に最近の動きをまとめて記事にしてみます。
●中央バス(札幌事業部・小樽事業部・ニセコバス)
・中央バス新車
西岡営業所に定期観光向けの新車が導入され、6月に入ってから稼働開始したようです。
登録番号は札幌200か3713で、札幌200か2815以来4年ぶりの定期観光向けエアロエースとなります。シートモケットは黒色系のものを採用しており、今まで採用されたことのないデザインとなっています。
ちなみに定期観光の古参車は、札幌22か2948、札幌22か3167を目撃しています。また、札幌200か3713は札幌市内の半日コース入っていたため、札幌200か1677の置き換えである可能性が高そうです。


【車両詳細】
登録番号:札幌200か3713
車種:ふそうエアロエース
型式:QRG-MS96VP
所属:北海道中央バス西岡営業所
車体デザイン:定期観光塗装(道庁赤レンガ)
・ニセコバス新車
ニセコバスに貸切向け新車が導入されました。登録番号は札幌200か3655で、日野セレガです。Jピラーがつけられたため、見た目の雰囲気も少し変った印象を持ちます。

・古参車情報
札幌22か2965を見ることができました。最近は見かけていなかったものの、まだまだ頑張っています。次の新車で置き換えになってしまうのでしょうか、中央バスの札幌22ナンバーの高速車が見れるのもあとわずかでしょうか。

●ジェイ・アール北海道バス
・新車情報
貸切向けと思われる新車を目撃しました。QRG-MS96VPが3台で、車番・ナンバーともに不明です。
●じょうてつ
・新車/古参車の動き
春にいすゞの新車が2台導入されましたが、先月からふそうの新車も導入が続いており、大きな動きが出ています。
新車と代替車両の一覧は以下の通りです。(2014年6月8日現在)
登録番号 | 型式 | 所属 | 無線番号 | 代替された車両 |
札幌200か3651 | QKG-LV234Q3 | 藻岩 | 315 | 札幌22か2847 |
札幌200か3652 | QKG-LV234Q3 | 川沿 | 215 | 札幌200か1767 |
札幌200か3674 | QKG-MP35FP | 川沿 | 161 | 札幌200か407 |
札幌200か3680 | QKG-MP35FP | 川沿 | 166? | 札幌200か54? |
札幌200か3695 | QKG-MP35FP | 藻岩 | 375 | 札幌200か1193 |
札幌200か3702 | QKG-MP35FP | 川沿 | 171 | 札幌200か52 |
札幌200か3704 | QKG-MP35FP | 川沿 | 167? | 札幌200か53? |
札幌200か3709 | QKG-MP35FP | 川沿? | ? | ? |
藻岩営業所は、札幌200か3652と札幌200か3695が入った影響で、元西武バス(札幌200か1193)と元札幌市営バス(札幌22か2847)が1台ずつ引退となり、じょうてつに在籍する元札幌市営バスは札幌22か3059のみとなってしまいました。
川沿営業所は札幌200か1767が引退し、代替として札幌200か3652が導入されました。札幌200か1772よりも2年ほど長生きでした。

札幌200か3674で置き換えられたのは札幌200か407で、これによりじょうてつの前後扉車は完全に全滅となりました。
札幌200か407は2000年にじょうてつへ移籍してきました。2010年春にはシートモケット交換、2013年2月にLED更新されましたが、同年春には運用離脱、ディーラーで何度かその姿も目撃しましたが、残念ながら引退となってしまったようです。

また、貴重なINOMATを搭載した車両でもあり、座席配置も自社発注とは全く違ったもので、非常に特徴的な車両でした。


自社発注の前後扉車は2013年3月に引退しましたが、札幌200か407の引退によりじょうてつから前後扉車が姿を消してしまったのは本当に残念です。
改めて、たくさんの思い出をありがとう。さようなら、じょうてつ前後扉車―



そして、札幌200か3680、3702、3704の導入で札幌200か52~54が引退になったと思われます。これにより、1998年導入のKC-HU3KPCAは全滅となりました。
いよいよ1998年導入の前中扉車の置き換えも始まってしまい、残念な限りです。札幌200か52~54はもともと行先表示が幕でしたが、2006年にLED更新、そしてディライトの設置も行われていました。


札幌200か3709という車両が入ったという情報もいただいており、今後も目が離せません。
・ラッピング車両
新たにラッピングが施された車両がいました。貸切用だった札幌200か3073が定山渓温泉かっぱバスのラッピングを纏うようになり、かっぱライナーでも使用されているものと思われます。

参考までにマーキュリー塗装時代。

ラッピングが解除された車両も出ています。2006年ごろからサッポロピリカコタンのラッピングを纏っていた札幌200か1597が、現行塗装に戻されました。同時にシートモケット更新も行われています。

参考までにラッピング時代。

最近の成果もいくつか…。
三笠方面へ行ってきました、炭鉱で栄えていた頃は賑わっていた幾春別町。旧幌内線唐松駅付近をバスが走って行きます。

奔別炭鉱を眺めつつバスは幾春別町回転所へと向かって行きます。数ヶ月前のリベンジでした。

その後は滝川へも行き、札幌200か1030がたまたまいたので乗車してきました。貴重な日野+7Eのロマンス車ですね。

道南バスの新車も目撃していましたが、撮ることができました。この日の浦河行きは2台体制で、こちらは静内止まりだったようです。

トップ記事でも触れた通り、ジェイ・アール北海道バスと沿岸バスの元都営都市新バスを貸し切ったツアーに参加させていただきました。詳しいレポートは後日紹介したいと思います。
ジェイ・アール北海道バス、沿岸バスの乗務員さん・職員の方々、幹事さんをはじめとする参加者の皆さん、どうもありがとうございました。


※営業所内で撮影した画像は許可を得て撮影したものです。また、記事作成にあたり、情報を提供していただいた方々ありがとうございました。
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本日8:25頃に平岡営業所の前を通りかかったのですけど
札幌200か3762 マイナー後の新型エアロスターを目撃しました。