2019.冬 道内バス動向② - 2019.03.13 Wed
北海道でも一気に暖かくなり、もう春が近づいています。
今年で札幌市営バス移譲から15年目を迎えます。しかし、春を迎える前に最後の生き残りが引退し、これにより札幌市交通局委譲車が全滅となりました。
最後まで生き残ったのは”ふ97-17”でした、22年間お疲れ様でした。
・524-7919/札幌22か3048(KC-MP717P改)

たくさんの思い出をありがとうございました―

今回も道内のバス動向を中心に紹介していきます。
●北海道中央バス
・札幌22か2664(U-HU3KPAA)
前回の記事でも紹介しましたが、千歳営業所へ転属し、千歳営業所管内の路線にて運用に就いています。
中央バスの路線車では最後のU-となる車両ですが、活躍している姿を見ることができました。

・札幌200か2373(KC-UA460LSN/元京急バス)
2009年春から白石営業所で活躍した後、運用から外れて長い間格納されていましたが、2019年2月頃から平岡営業所管内の路線で再び活躍しています。

●ニセコバス
・札幌200か2072(ADG-HX6JLAE)
千歳市コミュニティバス2代目専属車として活躍していましたが、2016年秋の千歳市内路線改編以降は運用から外れていました。
その後、岩内町コミュニティバス”ノッタライン”の予備車としてニセコバスへ移籍を果たしました。
移籍時に中央バス塗装を纏うようになりました。なお、一部機器類は中央バス時代のままのものが使用されています。

●旭川電気軌道
昨年から移籍車がまとまった台数導入されています。
・旭川230あ6004(KL-LV280N1/元神奈川中央交通)
いすゞ自体珍しいですが、KL-LV系は旭川電気軌道唯一の存在です。

・旭川230あ6008(KL-MP35JM/元神奈川中央交通)

●道北バス
・旭川200か1198(KL-UA452KAN/元東急バス)
今年度も複数の事業者から移籍車が流れています。
この車両のように、これまで移籍例のなかった事業者からの車両も存在しています。

・旭川200か1212(U-HT2MMAA/元遠鉄バス)
毎年冬季のスクールバス用に古参車が再登録されていますが、今年は一部車両が一般路線の運用にも入っています。
名寄方面など中距離路線でも見ることができます。

・旭川200か1226(KL-HR1JNEE/元東武バス)
今年度は中型ロング車の移籍が中心となっています。

●阿寒バス
・釧路200か537(KL-RA552RBN/元西武バス)
道北バス…ではなく阿寒バスの車両で、釧路ナンバーに再登録されています。
車両不足なのか、道北バスから貸出されているようです。
3月に道北バスの旭川200か1166が阿寒バスへ移籍しているため、この車両は既に返却されているものと思われます。

●白老観光
白老町の貸切バス事業者ですが、路線バスタイプの車両等も移籍しています。
・室蘭200か865(U-HU2MPAA/元旭川電気軌道)
もともとは旭川空港連絡バス用で活躍していた車両で、2014年に旭川電気軌道から白老観光へ移籍を果たしています。
なお、古参車のため稼働率は低いようです。

・室蘭200か1004(PK-JP360NAN/元京急バス)
本州から路線バスタイプの車両も流れています。2016年頃に入って以来、白一色のカラーで活躍しています。

・室蘭200か1071(PKG-MP35UP/元東濃鉄道)
最近の移籍車で、PKG-と比較的新しい車両です。

・室蘭200か1087(ADG-RA273TAN/元江ノ電バス)
ハイデッカータイプの96MCも入りました。全国的に見ても珍しい車両ではないでしょうか。

●中田商会
室蘭市近辺の特定輸送を中心に行っている事業者ですが、個性的な車両が数多く在籍しています。
・室蘭200か320(KL-HU2PREA)
KL-HU系の前中扉仕様のツーステップ車は全国的に見ても珍しい存在です。
第一滝本館などの方向幕も入っています。

・室蘭200か653(KC-HT2MLCA/元東武バス)
元事業者塗装のまま活躍していますが、古参車のため稼働率は低いようです。
なお、座席配置も元事業者時代のまま残っているため、中扉以降は三方シートとなっています。

・室蘭200か993(QRG-KV290Q1)
年式的には最新となる車両です。LV/KV290系の導入は道内でも比較的早く、KV290系のAMT仕様はこの車両が道内初導入でした。
.
今年で札幌市営バス移譲から15年目を迎えます。しかし、春を迎える前に最後の生き残りが引退し、これにより札幌市交通局委譲車が全滅となりました。
最後まで生き残ったのは”ふ97-17”でした、22年間お疲れ様でした。
・524-7919/札幌22か3048(KC-MP717P改)

たくさんの思い出をありがとうございました―

今回も道内のバス動向を中心に紹介していきます。
●北海道中央バス
・札幌22か2664(U-HU3KPAA)
前回の記事でも紹介しましたが、千歳営業所へ転属し、千歳営業所管内の路線にて運用に就いています。
中央バスの路線車では最後のU-となる車両ですが、活躍している姿を見ることができました。

・札幌200か2373(KC-UA460LSN/元京急バス)
2009年春から白石営業所で活躍した後、運用から外れて長い間格納されていましたが、2019年2月頃から平岡営業所管内の路線で再び活躍しています。

●ニセコバス
・札幌200か2072(ADG-HX6JLAE)
千歳市コミュニティバス2代目専属車として活躍していましたが、2016年秋の千歳市内路線改編以降は運用から外れていました。
その後、岩内町コミュニティバス”ノッタライン”の予備車としてニセコバスへ移籍を果たしました。
移籍時に中央バス塗装を纏うようになりました。なお、一部機器類は中央バス時代のままのものが使用されています。

●旭川電気軌道
昨年から移籍車がまとまった台数導入されています。
・旭川230あ6004(KL-LV280N1/元神奈川中央交通)
いすゞ自体珍しいですが、KL-LV系は旭川電気軌道唯一の存在です。

・旭川230あ6008(KL-MP35JM/元神奈川中央交通)

●道北バス
・旭川200か1198(KL-UA452KAN/元東急バス)
今年度も複数の事業者から移籍車が流れています。
この車両のように、これまで移籍例のなかった事業者からの車両も存在しています。

・旭川200か1212(U-HT2MMAA/元遠鉄バス)
毎年冬季のスクールバス用に古参車が再登録されていますが、今年は一部車両が一般路線の運用にも入っています。
名寄方面など中距離路線でも見ることができます。

・旭川200か1226(KL-HR1JNEE/元東武バス)
今年度は中型ロング車の移籍が中心となっています。

●阿寒バス
・釧路200か537(KL-RA552RBN/元西武バス)
道北バス…ではなく阿寒バスの車両で、釧路ナンバーに再登録されています。
車両不足なのか、道北バスから貸出されているようです。
3月に道北バスの旭川200か1166が阿寒バスへ移籍しているため、この車両は既に返却されているものと思われます。

●白老観光
白老町の貸切バス事業者ですが、路線バスタイプの車両等も移籍しています。
・室蘭200か865(U-HU2MPAA/元旭川電気軌道)
もともとは旭川空港連絡バス用で活躍していた車両で、2014年に旭川電気軌道から白老観光へ移籍を果たしています。
なお、古参車のため稼働率は低いようです。

・室蘭200か1004(PK-JP360NAN/元京急バス)
本州から路線バスタイプの車両も流れています。2016年頃に入って以来、白一色のカラーで活躍しています。

・室蘭200か1071(PKG-MP35UP/元東濃鉄道)
最近の移籍車で、PKG-と比較的新しい車両です。

・室蘭200か1087(ADG-RA273TAN/元江ノ電バス)
ハイデッカータイプの96MCも入りました。全国的に見ても珍しい車両ではないでしょうか。

●中田商会
室蘭市近辺の特定輸送を中心に行っている事業者ですが、個性的な車両が数多く在籍しています。
・室蘭200か320(KL-HU2PREA)
KL-HU系の前中扉仕様のツーステップ車は全国的に見ても珍しい存在です。
第一滝本館などの方向幕も入っています。

・室蘭200か653(KC-HT2MLCA/元東武バス)
元事業者塗装のまま活躍していますが、古参車のため稼働率は低いようです。
なお、座席配置も元事業者時代のまま残っているため、中扉以降は三方シートとなっています。

・室蘭200か993(QRG-KV290Q1)
年式的には最新となる車両です。LV/KV290系の導入は道内でも比較的早く、KV290系のAMT仕様はこの車両が道内初導入でした。
.

スポンサーサイト